ひとえに通貨といっても特徴は異なり、値動きが素直な通貨もあれば激しい通貨もありますし、ボラティリティが小さい通貨もあれば大きな通貨もあります。
初心者の方にとっては、どんな通貨を選ぶかで相場の生存率も変わってきますので、どんな通貨を選択するべきか、どんな通貨は避けたほうがいいか解説しますね。
初心者に「おすすめの通貨ペア」と「手を出さないほうがいい通貨ペア」
初心者さんにオススメなのが「ドル円」と「ユーロドル」、手をお出さないほうがいいのは「クロス通貨」ですので、わかりやすく画像を用いながら理由を見ていきましょう😊
おすすめの通貨ペアは「ドル円」と「ユーロドル」
初心者の方に一番オススメなのがドル円。通貨ペアの中でも値動きが穏やかで、日本人にとって馴染み深いアメリカドルと日本円のペアなのでファンダも理解しやすいです。
値幅もいい意味であまりないので、損切りに遭っても10〜20pips前後と小さく済み、リスクが低い点でも推奨しています。まずはドル円からスタートするのが理想です。
ユーロドルはFX市場の中で最も取引量が多いため、ボラティリティもそこそこ高いながら、インジケーターや水平線に従った教科書通りの動きをする傾向があります。
相場は大衆心理で動くため、参加者がきちんといて「この水平線で止められる」「このEMAで反発する」などと思う人が多いほうがきれいに動くので、その点でNo,1です。

ドルストレートは、『 相場の軸となる!“ドルストレート”の意味と1pipsの計算方法を解説』で解説していますので、ご存知ない方はご覧くださいませ☺
手を出さないほうがいいの通貨ペアは「クロス通貨」
手を出さないほうがいいのがクロス通貨全般です。

なぜクロス通貨がダメかと言うと、三つの通貨の値動きを見なくてはならないので初心者の方だと先読みするのが難しいのと、値動きが激しくなりやすいからです。
このクロス通貨は、ドルストレート同士を組み合わせているので、例えばユーロ円の価格であれば、ドル円とユーロドルを掛け算させて算出しています。
そのため、値動きを見る際にはユーロ円だけでなく、ドル円とユーロドルのチャートを見て、ユーロ円の動きを考えないといけません。これが初心者の方には難しい面です。
またドル円は下降、ユーロドルは上昇などドルストレート同士が反対方向に動いたら、上記画像のように掛け算させているクロス通貨は上下に激しく動くことに…。

クロス通貨は、『 爆益or損切りの嵐!クロス円の“入るべき時”と“入ってはいけない時”』を見ていただくともっとわかりやすくなりますので、ぜひご覧くださいませ✨
まとめ
トレードに慣れてきたら値動きが激しい通貨やボラティリティの高い通貨を選ぶと得られるpipsも多くなりますが、初心者のうちにこういう通貨を選ぶと痛い目に遭います😢
まずは値動きが穏やかな通貨や綺麗に動く通貨を選んで相場で鍛錬を積むと、おのずと暴れる通貨の動きも読めてきますので、最初はドル円やユーロドルを選択しましょう!
合わせて読みたい → 他の時間足とは見方が違うよ!日足での「トレンドとレンジ」の見極め方