
1時間足は大きすぎず、短すぎない足なので、トレードがしやすく人気の足です。ただ一見すると簡単そうに見えて、じつはとても難しい時間軸。
「1時間足でしっかりとトレンドが出ていたのに、突然値動きが変わって損切りに遭った…」「あまりトレードが成功しない💧」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
マルチタイムフレーム分析
1時間足は上位足に左右されやすい足なので、4時間足や日足の流れやトレンド方向へ動く余力あるのかを見ることが勝率を上げる秘訣です。
いつも私が1時間足と上位足をどのように絡めて、エントリーや利確の判断をしているか、実際のチャートを見ながら解説しますね。では、各時間足の流れを見ていきましょう!
日足
日足は大きく上昇トレンドになっています。
最高値をどんどん更新しているので、付近に邪魔になりそうな水平線もなく、ボリンジャーバンド+2σにも上昇の余力があることからまだトレンドが継続しそうです。
4時間足
4時間足も上昇トレンド中です。長く押さえられていたAラインをブレイクしていることやボリンジャーバンド+2σにも空きがあることから、上への力が強そうですね。
1時間足
1時間足は①ラインを上にブレイクして、移動平均線も上向きになり上昇トレンドとなっています。ちょうどEMA10に支えられているところです。
今回は日足と4時間足で流れが揃っており、上昇が継続する力もあり、上位足自体にかなり根拠が強い場面。こういうラッキー相場は率先して乗っていきたいところです。
5分足
5分足は上昇していましたがアップトレンドが終了して、ボックスからの上昇フラッグになり、1時間足のEMA10と合致するサポートライン(B)で長い陽線が出現。
日足・4時間足・1時間足・5分足で上昇を狙える根拠が揃ったので買いエントリーができそうです。損切りはBラインを抜けたら根拠が崩れるので、その少し下に入れます。
損切りの置き方については、『 損切り後にいく…を回避!無駄に狩られない“損切りの置き場所”』で解説していますので、ぜひ合わせてご覧くださいませ☺
結果

【日足】
日足には、水平線もインジケーターも上昇を阻むものがなにも出ていなかったので、勢いよく上昇していきました。
【4時間足】
4時間足はボリンジャーバンド+2σの空きがわずかでしたが、勢いよく抜けてそのままバンドウォークしてくれましたね☺
【1時間足】
1時間足はEMA10反発で上昇していきました。
【5分足】
5分足はサポートラインで長い陽線を出してから、そのまま上がっていきました。

まとめ
私は1時間足をメインにして反発を取るときも、上記のように日足・4時間足・5分足を絡めながら見るようにしています。参考になりましたら幸いです。
今回ご紹介した手法は、『無料手法公開コース』や『順張り手法』でより詳しく学べますので、ぜひ興味を持ったらお手にとってみてください☺
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