とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
私も投資は完全初心者であったため、そもそもテクニカルの勉強法がわからずに、何から始めていいかわからずに悩み、自分なりに試行錯誤しながら勉強法を確立しました。
あまりFXのテクニカルの勉強法の解説は見かけないので、今日は私が実践した勉強法について細かく説明するので、少し長くなりますがチェックしてみてください☺[no_toc]
「FXテクニカルの勉強方法」3STEPを大公開
私はテクニカルの勉強をする際に、
- Forex Tester4
- デモトレード
- 少額トレード
の3STEPの流れで行いました。
それぞれでどんな勉強をしていったのか解説していきますね。
STEP1:Forex Tester4で相場の研究をする
私がFXの勉強に使用したのは「Forex Tester4(FT4)」という検証用ソフトです。
多種多様な通貨の過去数十年分の1分足〜月足までの実際の値動きが見られて、各インジケーターや水平線も使用可能、バックテストで成績も見られる優れものになっています。
まず、そのソフトを使用して、
- 各時間足でトレンドとレンジを理解する
- 手法が機能する場所としない場所を研究する
- エントリーをして成績を見る
という順番で知識をつけました。
Forex Tester4については、『 過去検証をしよう!勝ちトレーダーへの最速方法“Forex Tester4(FT4)”とは』で解説していますので、ぜひご覧くださいませ✨
STEP1:各時間足でトレンドとレンジを把握する
私は最初にトレンドとレンジの環境認識を行いました。FXの勉強というと、手法ばかり目が行きがちですが、各時間軸を読み解く力は手法の優位性を高めることになります。
主に見ていたことは、
- 現在はトレンドが発生しているか?それともレンジか?
- いまの相場がどう動いたらトレンドorレンジになるか?
- 上位足でこう動いているときは、下位足ではどう動くか?
ということです。
まずはひとつの時間足で環境認識ができるようにして、慣れてきたら日足・4時間足・1時間足・5分足を同時に見て複合的に相場を見られるようにしていました。
手法が「機能する場所」と「機能しない場所」を研究する
私は知識ゼロの状態からスタートしたので、「闇雲に取引の練習をしてもうまくいかないだろう…」と、手法の研究をして「行く相場」「行かない相場」を分析しました。
私の手法であれば、移動平均線にぶつかる場面で、反発するときも反発しないときも全てのキャプチャを何千枚も撮り、以下のように傾向やパターンを調べたんです。
- 5分足・1時間足・4時間足・日足の流れがどうなったら行くのかor行かないのか
- どんなローソク足が出たら行くのかor行かないのか
- 移動平均線やボリンジャーバンドがどんな形状だと行くのかor行かないのか
実際に私は上記画像のように研究記録を書いて、自分の手法と合致するところを、いく相場・いかない相場も含めて何百枚・何千枚と撮って分析しました。
エントリーの練習をして自分の成績を知る
手法が機能する相場環境を把握したら、過去検証で売買をして、自分はどれくらいの成績が取れるのかを見ながら、よりトレードの精度を向上させていきます。
またこの際は、
- 24時間すべての時間帯で動かす
- 自分が取引できる時間帯で動かす
という二段階で成績を見ていきました。
1.最初は24時間すべての時間帯で動かす
まずは、すべての時間を続けて動かしてエントリーや決済の練習をしていきます。
ただこの段階では、まだ売買の成績を見るよりも、自分が行くと思ってエントリーをしたところで「利益になったか」「損切りになったか」を見て、精度を上げる場面です。
ここまで来たら、トレードノートをしっかりと記録し、勝てる場面を残して、負ける場面を削り、ダメな売買を徹底的に矯正して、手法に磨きをかけていきました。
トレードノートの書き方については、『 どんな風に記録する?勝ち組になるための“トレードノートの書き方”』で解説していますので、ぜひご覧くださいませ📝
2.次に自分がトレードができる時間帯で動かす
上記で手法の精度が上げたら売買の成績を見る段階にうつり、自分がトレードできる曜日や時間帯でのみ検証して、平均でどれくらいの利益が取れそうか、などを調べます。
24時間続けて動かすと、寝ずにチャートを見るという不可能な生活での売買結果になり現実的な数値ではないので、しっかりと自分の生活に則って出た成績をみましょう。
目標とする成績を目指してエントリー練習をする
そしてForex Tester4の最終項目として、自分が売買できる曜日や時間帯でだいたいの獲得できそうな利益がわかったら、目標とする成績を決めて、そこへ向けて練習します。
人それぞれでチャートを見られる日数や時間帯も違うので、一概には言えませんが、私が目標とした成績の目安は、月曜日〜金曜日の朝7時から夜22時まで回して、
- 利益は400pips
- 平均利益:平均損失が2:1
- プロフィットファクターは4
- 勝率は70%
を目指していました。
本番よりも過去検証のほうがやはり簡単なので、練習では少し余裕を持って、全体的に自分が目指している倍くらいの成績を目標にしてトライするのがいいと思います。
FT4での目標成績については、『 どれくらいが理想?Forex Tester4で目指すべき“成績の数値”』で解説していますので、ぜひご覧くださいませ🍀
STEP2:デモトレードをしてリアルチャートでの成績を見る
Forex Tester4で安定して目標利益を取れてから、デモトレードで成績を見ました。
初心者からいきなり実資金で取引を行うのが危険なのはもちろん、FT4で高成績を出せても、実際の値動きのチャートになると感覚が狂って成績が落ちる人もいます。
きちんと本物の動きの中で、
- どれくらい稼げるのかorどれくらい損になるのか
- 手法はリアルチャートできちんと再現できるのか
を調べていきました。
デモトレードの重要性については、『 面倒くさいはNG!“デモトレード”の意味とやらなければいけない理由』で解説していますので、ぜひご覧くださいませ🌸
STEP3:少額トレードでお金が関わった売買をする
デモトレードでも結果が出せるようになったら、証券口座に入れた自分のお金を使っての売買に入りましたが、まずは1,000通貨前後の少額トレードを行いました。
本物のお金が関わると練習までとは異なり、「損をしたくない」と入れなくなったり、「もっと欲しい」と強引にエントリーをしたり、メンタル面で不具合が出てきます。
私は投資未経験だったので、たとえ数百円の損益であっても恐かったので、本物のお金が関わってもしっかりトレードができるか、小さいお金で見ていったんです。
まとめ
私が実践した3STEPの勉強法の流れはこのような感じです。
FXでは、勝ち組1割・負け組9割といわれますが、膨大な量の勉強を面倒くさがって、いきなりリアル相場に突っ込んでいくため、負けている人が多いのが現実です。
安定した利益を得るためには努力なくして成功はありえませんので、長い道のりに感じますが、手法やルールを厳格化して自分のものにしてから、本番にトライしましょう。
合わせて読みたい → 他の時間足とは見方が違うよ!日足での「トレンドとレンジ」の見極め方
メッセージ
私も勉強に使用したのと同じ『Forex Tester4』は以下から購入することができます。まだ「持っていない」という方はぜひチェックしてみてくださいね😊