トレードノートをつけることは「意味がない」「面倒くさい」と思う人は多いです。
しかし自分のトレードをしっかりと振り返ることで、自身の悪いクセや勘違いを知ったり、入ってはいけない相場に気づいたりすることができます。
特に勝ち負けを繰り返し、今ひとつ頭が抜け出せない方は「自分がいつも間違える場所」を知って悪い売買を見送ることで、トントンやマイナスからは抜け出せるはずです。
そんな勝ちトレーダーになるための必須なトレードノートですが、規定の型があるわけではないので、どんな風につけるべきか悩むもの。私が実践した書き方をご紹介しますね。
トレードノートの記録方法
トレードノートを手書きでノートに記録される方が多いのですが、インジケーターやローソク足の形をリアルに再現できないため、あまり効率的ではないかな、と思います。
私は「手書きはムリ!“トレードノートを記録する”おすすめ方法3選」でもお話したようにEvernoteを使用して、実際のチャートをスクリーンショットして記録しました。
今回もそのやり方を前提として書き方をお伝えしていきますね。
エントリーした箇所を載せる
まずエントリー箇所をスクショしましょう。
私たちの勝敗を決めるのはエントリー時です。どういう形状の時に行くのかor行かないのかを事前にキャプチャすることで、振り返ったときに勉強になります。

キャプチャには、
- エントリーした場所
- 損切りをする場所
- 利確目標にした場所
- 各時間足の環境認識
- 各時間足のエントリー根拠
を記載します。
とくに各時間足の④環境認識、⑤エントリー根拠、を明確にして取引するだけで、目先の値動きに騙された無駄なエントリーが減ります。
あとあと見返したときに自分の勘違いにも気づきやすくなりますよ♪
利確はそのまま、損切りは徹底的に!
うまくいった時は、利確後の画像をキャプチャして一緒に保存するだけでOK。私は勝てたものは、エントリーの根拠が合っていたとして利確後は分析は行いませんでした。
ただ損切りに遭った時は徹底的に研究をします。

残念ながらこのトレードは損切りに遭ってしまいました。
では、なぜがいけなかったのかを徹底的に書き出しましょう。正解はないので、みなさまもどこがダメだったか一緒に考えてみてください😊
損切りに遭ったら徹底的に分析をする
ザッとこんな感じになります。損切りに遭った時には、本来は週足・月足も見ていきますが、今回はちょっと長くなってしまうので、画像部分の分析だけに留めますね。
自分がなぜこの場所でいけるとエントリーしたのか、しかしなにがダメでいかなかったのか、をエントリー時のチャートと共に眺めて分析していきます。
これによりNGトレードを矯正できて同じ過ちを繰り返さなくなるんです。
今回であれば、たとえば「1時間足のEMAの形状がキレイでない時は、5分足で反発の兆候が見えても見送ったほうがいい」「日足の-2σに下降余力がない時はいきづらい」などが、わかりましたね。
トレードノートの書き方のまとめ
「勝てるけれど負けもする」というある程度のレベルまで行ったら、自分のダメなトレードや自分の手法が機能しない相場を知ってどんどん削ぎ落とすことが重要。
これにより勝ちトレーダーの道が開けます。
トレードノートは「面倒くさい」と手間がかかるからと逃げる方が多いですが、ここをやるかやらないかで勝ち組と負け組の差は大きく出るもの。
この記事をご覧になっている方はだまされたと思って、まずは3ヶ月だけでもつけてみてください。きっとトレードが劇的に変わりますよ😊
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