
日足をメインにしたトレードに難しい印象を持って敬遠する方は多いですが、大きな足である分、うまくいくと1回のトレードで100pipsを超える大きな利益が狙えます。
長期足を見るのは大変そうに感じますが、各時間足で根拠を探しながらしっかりとエントリーしていけば、ごく浅の損切りに対して夢のような金額が得られることも…![no_toc]
マルチタイムフレーム分析
日足というと難解に感じますが、エントリーの仕方はこれまでご紹介した1時間足や4時間足とそこまで変わりがないので、理解してしまえば難しくないと思います。
それでは、実際のチャートを見ながら解説していきますね☺
日足
日足は長く揉んでいた②のラインをブレイクして短期的なダウントレンドから、最安値圏である①も抜けて本格的なダウントレンドに移行し、EMA10に戻しをつけています。
②ラインを抜けてトレンドがスタートしてから一直線に落ちており、①のサポートラインもあっさり抜けていることから、下への勢いがかなり強そうです。
ですので、下落した場合の利確ターゲットはボリンジャーバンド-2σを目指します。
4時間足
4時間足では、一度もEMA50を割ることなくダウントレンドが続いています。
日足はEMA10にタッチしていましたが、4時間足でもEMA40にタッチしており、ふたつの時間軸で下降貴重になって反発が重なっており、なかなか根拠が強い場面です。
1時間足
1時間足は上昇していますが、日足のEMA10&4時間足のEMA40と合致する直近の高値(Aライン)にぶつかり、約4時間ほど頭を押さえられています。
ローソク足が大きな陽線で登っていましたが、上位足がダウントレンドであることや長く止められていることから、この上げは下降フラッグと認識できそうですね。
5分足
5分足でも大きく上昇していましたが、Bラインで上値が3度も止められています。これは日足のEMA10と4時間足のEMA40が効いて押さえられたとみてショート!
損切りは、日足のEMA10と4時間足のEMA40と合致するBラインを上抜けたら止められたという根拠が崩れるので、Bの少し上に置きます。
損切りの置き方については、『 損切り後にいく…を回避!無駄に狩られない“損切りの置き場所”』で解説していますので、ぜひ合わせてご覧くださいませ☺
結果

【日足】
日足はEMA10で反発し、利確目標のボリンジャーバンド-2σまで落ちていきました。
【4時間足】
日足のEMA10と合致していた、4時間足もEMA40が効いて下降しました。
【1時間足】
1時間足も下降フラッグとなって落ちていきました。
【5分足】
5分足も勢いよく上昇していましたが、そのままV字で下降していきましたね。

まとめ
大きな足である日足レベルでしっかりとトレンドが出ているということは、一方向への勢いもあり順張りの優位性もとても高い相場で、チャンスが来たらぜひ乗りたいもの。
今回ご紹介した手法は、『無料手法公開コース』や『順張り手法』でより詳しく学べますので、ぜひ興味を持ったらお手にとってみてください☺
合わせて読みたい → 他の時間足とは見方が違うよ!日足での「トレンドとレンジ」の見極め方