スイングトレードをした場合、利益はだいたいどれくらいで、損切りはだいたいどれくらいに入れたらいいのか、目安になるものがほしいですよね。
わかりやすい定義があるのでご紹介します(*゚▽゚)ノ
スイングトレードの「利益」と「損切り幅」の目安
まず利益と損切り幅のポイントですが、リスクリワードといって「損失が1に対して利益が2」になるようにトレードをすることが、投資で安定してお金を稼ぐために重要です。
スイングトレードの値幅ですと、だいたい1回に40〜100pips程度の利益を狙うので、
- 利益が40pipsなら損切りは20pips
- 利益が75pipsなら損切りは37.5pips
- 利益が100pipsなら損切りは50pips
が利確と損切り幅の目安になります。

また上記はあくまでも例なので、利益が40pips取れるけれど、損切りは10pipsで済みそうな場所であれば、無理して20pipsに入れずに、低い数値に設定しましょう。
リスクリワードについては、『 何pipsで入れるのが正解?利益が溜まる“正しい損切り幅”とは』で解説しておりますので、ご存知ない方はご覧くださいませ😊
スイングトレードの「利確」と「損切り」の実例

例えば、4時間足がアップトレンド中のEMA40反発を取るとします。
利確目標は、直近の高値とボリンジャーバンド+2σが合致するところを目指すことにして、利益を測ったら110pipsありました。
リスクリワードで見ると、利益が110pipsだったので、損切りはその半分になる55pipsの場所に置くことができます。ここでも問題はありません。
ただ、このチャートをよ〜〜〜く見てみましょう。
ちょうど4時間足のEMA40と合致する場所を、下位足である1時間足で見るとAラインでよく止められており、ひとつのサポートラインになっています。
もしもAラインを下抜けたら4時間足のEMA40も下抜けることになり、エントリーの根拠が崩れるので、わざわざ55pipsに置くのはもったいないもの…。
ですので、リスクリワードで見ると損切りは55pipsですが、テクニカルを重視するとAラインの少し下に置くほうがいいですし、そのほうが損切り25pipsと浅くなります。
テクニカルで見た損切りの置き方は『 損切り後にいく…を回避!無駄に狩られない“損切りの置き場所”』で解説していますので、ぜひ合わせてご覧くださいませ😊
結果として、損切り25pipsに対して、利益は110pipと、リスクリワード1対4に!
スイングトレードの場合は、他のトレードスタイルに比べて利益が大きく狙えるので、損失を広く取らなくても、浅くできそうなら浅くしたほう資金が安定します。
まとめ
スイングトレードは狙える利幅が大きいので損小利大が叶う唯一のトレードスタイルです。利益と損失のだいたいの目安を覚えて、ぜひ日々の取引に生かしてくださいね。
合わせて読みたい → まったりトレードで140pips!「4時間足をメイン」にしたスイングトレード手法