トレンドの方向に合わせてトレードする順張り手法が「押し目買い・戻り売り」です。逆張りに比べて安定的に大きな利益が取れるため、幅広いトレーダーに愛されています。

「押し目買い・戻り売り」は順張りをする上では絶対に覚えたい用語ですし、この言葉の意味がわからないとブログの様々な解説も理解できなくなるのでご説明しますね。
押し目買い・戻り売りとは
トレンドが発生している相場で力を発揮するのが「押し・戻り」での売買です。
簡単にトレンドを説明すると、「トレンド=流行」という意味のように、買いor売りの一方向へ大きな流れが出来ている状態のことを言います。
トレンド相場は延々と一直線に動くのではなく、トレンドが一休みして、
アップトレンドであれば安値
ダウントレンドであれば高値
を作りにいく時があります。「トレンドの合間のレンジ」と呼ばれる動きです。
この価格が戻してきた後に、再度トレンド方向へ上昇or下降する動きを、
アップトレンドでは押し
ダウントレンドでは戻し
と、それぞれ呼びます💡
実際のチャートで見てみよう!
では、実際のチャートで押し・戻りのポイントをチェックしてみましょう🍀
押し目買い
アップトレンド中に価格が下がってきたことを「押しをつける」や「押し」と言い、この下がってきた部分(画像でいうとピンク丸)で買うことを「押し目買い」と呼びます。
戻り売り
ダウントレンド中に価格が上がってきたことを「戻りをつける」や「戻り」と言い、この上がってきた部分(画像でいうとブルー丸)で買うことを「戻り売り」と呼びます。
押し・戻りの判断に役立つのがインジケーター
押し・戻りでは「どこまで落ちてor上がってからトレンドが再開するか」の見極めがとても大切になります。この判断方法は多種多様です😊✨
人によって「切り下げ・切り上げライン」「トレンド・チャネルライン」など好みがありますが、私はおもに「移動平均線」をメインにして判断しています。

まとめ
「相場は波を描いて動く」と言われていますが、トレンドが出て一方向へ流れができているところでも、細かく上下に波を描きながら動いていくんですね。
この波に上手に乗るのが「押し・戻り」でのエントリーです。
トレンドフォローは大きな利益が狙えるのが最大のメリットですが、アップトレンド中に高いところ、ダウントレンド中に安いところで買ってしまえば意味はありません。
トレンドが出た際には「押し目買い」「戻り売り」のポイントをしっかりと待ち、美味しい箇所に乗ることで爆益が狙えますので、ぜひ覚えていってくださいね😊
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