損切りはきちんと置かないと、損切りされた後に予想通りに動いたり、損切り回数は少ないはずなのになかなか利益が貯まらなかったり…といったことが起こります。
損切りの正しい置き方
トレードの精度を向上させる上でも、効率的にお金を集めていく上でも、正しい場所に損切りを設置するのはとても重要で、トレーダーの命運を握るものです。
そんな損切りの置き方には、
- テクニカルを重視した損切りの置き方
- 資金管理を重視した損切りの置き方
- テクニカルと資金管理をすり合わせる損切りの置き方
といった三つがあります。
テクニカルを重視した損切りの置き方
テクニカルを重視して置くのは、インジケーターや水平線を基準にして、「ここまで来たらエントリーした理由がなくなる」ところに損切りを設定する方法です。
例えば上記の参考画像であれば、サポートラインで反発したのを見て買いをしており、サポートラインを下抜けたら買った根拠がなくなるので、水平線の少し下に入れます。
きちんとテクニカルで根拠がある場所に置くことで、負けることが少なくなるんです。
テクニカルを重視した損切りの置き方は、『 損切り後にいく…を回避!無駄に狩られない“損切りの置き場所”』で深掘りしていますので、ご覧くださいませ☺
資金管理を重視した損切りの置き方
資金管理を重視して置くのは、損切り幅よりも利益の幅が大きくできるように、「リスクリワードが1対2以上の比率になる」ところに損切りを設定する方法です。
例えば、利益が20pips取れるところであれば、損切りは10pipsにするなど、利益の半分以下になるように損切りよりを置くことで、安定した資金運用につながります。
リスクリワードされ良ければ、勝率が悪くてもきちんとお金を貯めていけるんです。
資金管理を重視した損切りの置き方は、『 何pipsで入れるのが正解?利益が溜まる“正しい損切り幅”とは』で深掘りしていますので、ご覧くださいませ☺
テクニカルと資金管理をすり合わせる損切りの置き方
テクニカルと資金管理に合わせた損切りの置き方を見ましたが、このふたつは両方とも譲れないほど大事である反面で、


と相反することがあります。
どうしても両者が合致しない場合は、リスクリワードが1:1と同等になる場所ならエントリーをするのはありです。1:1でも勝率が50%以上あれば利益にはなっていきます。

テクニカルと資金管理をすり合わせる損切りの置き方は、『 損切りは“テクニカル”vs“資金管理”どちらを優先させるべき?』で深掘りしていますので、ご覧くださいませ☺
まとめ
損切りは正しく置くだけで、テクニカルでは無駄に狩られることがなくなりますし、資金管理ではみるみるお金が溜まっていくことにもつながります。
ぜひ両方を意識して、トレードに活用してみてくださいね🌷
合わせて読みたい → 勝てるようになる前兆!損切りに遭ったら「やった〜!」と嬉しくなる