損切りを入れずにトレードをするのは「スカイダイビングをする時に、パラシュートを付けずに飛ぶようなもの」だと、私は思っています。
一度や二度は草や木に引っかかり助かったとしても、ただ運が良かっただけで、繰り返していれば絶対に取り返しのできない事態になる日が来るもの。
逆指値を置かずに売買するのも、これとまったく一緒です。
FXで損切りをしないとどうなるか
FXで損切りをしないと、相場によっては数回や数十回は含み損から危機を免れて利益となり助かるかもしれませんが、いつかは必ず資金をなくします。
なぜなら、画像のように、水平線の中にいるレンジの時には行ったり来たりするので助かりますが、一度トレンドが発生してしまえば無限に損が膨らむからです。

一方向へ流れができたら最後。相場の中で置いてけぼりをくらって、増える含み損を見ながら「なんとか価格が戻ってくれないかな…」とお祈りトレードの開始です。
損切りでお金を失う相場については、『 なにが違う?損切りをしないで“お金が溜められる相場”と“吹っ飛ばす相場”』で深掘りしていますので、ぜひご覧くださいませ😊
損切りは資金を失うことを免れる
損切りを入れる最もたる理由が、この大きな損失で資金を失うのを防ぐためです。
損切りを置いていなければ、建値に戻ってきたり、それこそ利益になったりして「逆指値にかからなければなぁ…」とため息をつくことも多々あるかもしれません。
ただ、それでも損切りを入れていなければ、いつかは絶対に損失が無限に膨らむ時がきますので、そうならないために逆指値を置いて、不測の事態を予防するのです。
まとめ
スカイダイビングでパラシュートを付けずに飛んだ時と同様に、投資でも損切りを入れずにトレードをすれば、いつかは絶対に取り返しのつかない事態がくるのが明白です。
ぜひ自分の命綱として、損切りは欠かさず入れるようにしましょう😊
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