水平線というと、エントリーに利用する人は多いですが、私はどちらかというと環境認識として相場を先読みするために利用するほうが好きなので、その見方を解説しますね😊
水平線を「環境認識」に利用する方法
『チャートを見る時は“大衆心理が相場を動かす”のを忘れないでおこう』でもお話ししましたが、水平線は多くの人が意識するポイントとなるので相場を動かす力になります。
ラインにぶつかったら止められやすくなりますし、ブレイクしたら抜けた側に飛び乗ってきたり、損切りの反対売買を巻き込んだりして、値動きに勢いが出て、
- 上にブレイクしたら上昇へ
- 下にブレイクしたら下降へ
と一方向へ流れができやすくなるんです。

いっちゃん
その原理を生かして、相場の環境認識に役立てて相場を見ていきます。
実際のチャートで見る「水平線を使った環境認識」

いっちゃん
例えば、上記のようなチャートになっていたとしましょう!
現段階から、まず考えられるのは、
- ①で止められる
- ②で止められる
というシナリオです。
そして、もしも①を上にブレイクしたら、
- 次は③で止められる
- ③を上にブレイクしたら、④で止められる
という動きが予想できます。
反対に、もしも②を下にブレイクしたら、
- 次は⑤で止められる
- ⑤を下にブレイクしたら、⑤で止められる
という動きが予想できるんです。

いっちゃん
このように水平線は、エントリーに使うだけでなく、相場の流れを先読みするためにも利用できます。
水平線の引き方や環境認識のより具体的な方法は、『 水平線の引き方』で解説していますので、ぜひお手に取ってみてくださいませ😊
まとめ
インジケーターはローソク足の動きに合わせてその都度動きますが、水平線は横1本のラインが続いていくので、相場の先の先を読むのに向いています。
ぜひエントリーだけでなく、環境認識にも利用していきましょう♪
合わせて読みたい → 毎朝の日課に!各時間足を見た「今日のエントリーシナリオの立て方」