トレードをする時にはあれこれと難しく考えがちですが、勝つために意識するべきな原理原則はただひとつで「相場を動かすのは大衆心理」ということです。
相場を動かすのは「大衆心理」
価格が上下する原理は、そもそも水平線やインジケーター自体に特別なパワーがあって、ローソク足を動かしたり、相場を左右したりしているわけではないんですね。
チャートが動く裏には、すべて人が関わっていて、「多くの人が上がる」と買いをするから上に行き、「多くの人が下がる」と売りをするから下に行くんです。
では、この大衆心理が相場を動かすとはどういうことか具体的に見ていきましょう。
インジケーターで見る大衆心理
まずインジケーターで大衆心理を見ましょう。
上記画像を例にすると、移動平均線(MA)を使っている人たちが反発するのを見て、「ここで上がる!」と考え、皆が買うから、インジケーターを機能して相場が動くんです。
よくインジケーターでは聖杯を探してマニアックなものに手をだす方がいますが、それはダメで、皆が使っている人気なものを使用しないといけないんですね。

インジケーターについては、『 大事なのはひとつ!“FXで有利なインジケーターを選ぶ”ポイント』で深掘りしていますので、ぜひご覧くださいませ🍀
水平線やキリ番で見る大衆心理
水平線やキリ番で止められやすいのも大衆心理ゆえです。
インジケーターは人それぞれ移動平均線やボリンジャーバンドなど使用しているものは多岐に渡り、期間もたくさんあり、その種類は無数にあります。
しかし水平線は横1本の線であり、引く場所さえ間違えなければ多くの人が同じ箇所を見ることになるので、止められやすくなるんです。
そして水平線以上に強いのが「100円」や「105円」といったキリ番です。
水平線はどこに引くかは多少人によって裁量が入りますが、キリ番は価格で動きようがないので、見るべきポイントが「110円」なら「110円」と全員一緒になるからです。

キリ番については、『 トレンドが出てても注意!“キリ番”の前後では止められやすい』で深掘りしていますので、ぜひご覧くださいませ😊
まとめ
相場にはなにか特別なパワーがあって動いているのではなく、その裏にはすべて人がいて、人々の思惑がつながって、上へ行ったり下へ行ったりします。
この原理原則を知っておくと、無駄にあれこれ考えずに、シンプルに見られるはず!
チャートを見る時には、常に「多くの人が注目しそうな場面はどこか?」を、インジケーター・水平線・価格を見ながら、考えるようにしましょう(๑•̀ •́)و✧
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