トレードを始めたばかりの頃は、エントリーした自分のポジションがどうなったか気になって、ずっとPCの前で見てしまいますよね。
しかし、この行動は投資家として負ける原因となりやすいんです。
エントリー後にチャートの値動きを見るのが危険な理由
初心者の頃は、私もエントリーする度にその後の値動きを決済するまで見ていました。
ポジションを見守りながら「行くかな、行かないかな…」と手に汗握りながら固唾を飲んで見守って、ちょっと動こうものなら心臓がバクバク…。
それはもうスリリングなハリウッド映画を見ているようでした😊笑
トレードを始めたばかりの頃にやりがちな行動ですが、このようにエントリー後にずっとチャートを見守っているのは、さまざまな弊害があります。
トレードに一喜一憂して熱くなる
チャートを監視して「行くか、行かないか」と熱く見守って、やっと利益を得た時には心身共に疲れ切っている状態。普通に仕事をしている以上のぐったり加減になります。
そんな必死になってもちえた稼ぎが次のトレードで損切りに遭って減ったら…。ショックや悔しさから、なんとか取り返そうと熱くなり無駄に売買をしやすくなるもの。
このようにエントリー後にポジションを見守って一喜一憂しながら得た利益が減るのは悲しみも大きくなり、メンタル崩壊となることが多いので控えた方がいいんです。
チキン利食いをしやすいくなる
エントリー後にポジションを見ていると、ちょっとの値動きに「やっぱり行かないのかも」と怖くなって逃げる“チキン利食い”をしやすくなります。
しかし、その後に思惑通りに動いて行き、もしも持っていたら逆指値に引っかかることなくしっかりと利益になっており「あのポジションを保有したままでいれば…」と後悔。
きちんと根拠のある場所で入っているなら耐えることが大事ですが、エントリー後にチャートをずっと見ていると些細な動きにも不安になって逃げグセがつきます。
チキン利食いについては、『 利益が伸ばせない!チキン利食いを克服する“ただひとつの方法”』で深掘りしていますので、合わせてご覧になってみてくださいね😊
まとめ
エントリー後にチャートをずっと監視していると、心がかき乱されて、ひとつの利益を取るだけでも、大変な労力になり、うまく行くものも行かなくなります。
トレードはエントリー後に放置して、自分の時間が持てるのが醍醐味でもありますし、保有後のポジションには無頓着になったほうが上手くいく傾向も強いです。

ぜひトレードをする時は、エントリーをしたらPCから離れるようにしてくださいね。
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