初心者の頃に悩むメンタル問題が、無駄にポジションを持つ「ポジポジ病」と、逆にまったくポジションを持てない「エントリー恐怖症」の二極化に分かれると思います。
大量に売買をしてすぐに資金を溶かすポジポジ病に比べて、売買ができないエントリー恐怖症は損失になるわけではないので、そこまで問題視されることは少ないですが、

という悩ましい問題にもつながります。
エントリー恐怖症とは
エントリー恐怖症が起こる原因としては、

と、勇気がなかったり慎重になりすぎたりしてポジションが取れないことが多いです。
そして大方の場合は、入れなかったところが、その後に思惑通りに動いて「あぁ、入っていればよかった😭😭😭」と悔しい思いをする…というのを繰り返します。
また人によっては、入れなかった所が予想通りに動いて利益が取れなかった悔しさから変なところでポジションを持つ…と、エントリー恐怖症からポジポジ病を併発する人も。
エントリー恐怖症の克服法
エントリー恐怖症の人は、きちんと自分の手法を持っていてトレードができるはずなのに、なぜか自信がなくて売買できない人が多い印象があります。
周りは「すご〜い!」と思うレベルなのに、ご本人は、

とおっしゃるんですね。
ですので、自分のトレードを信じられるようになることが重要!
その際も、漠然と「自分はできる」と思うだけだと、いざ売買の時にやはり及び腰になるので、明確に数字として自信をつけることが必要です。
少額トレードで自分の真の成績を知る!
まずリアルトレードで自分がどれくらいの利益を取れるかを、客観的に把握しましょう。
自分が「いける!」と思った場所で 絶対に入る
という決め事をつくり3ヶ月間ほど売買します。「入ろう」と思った場所できちんとトレードしていたら、どういった成績になるのかを知るんです。
「絶対に入る」と決めることで売買ボタンを押すのに慣れる練習にもなり、「こんなに取れているんだ」と利益を知ることで自分の技術を信じられることにもつながります😊

FT4やデモトレードではダメ?
FT4やデモは勉強にはいいですが、あくまでも仮想の通貨。実際にエントリー恐怖症の方は「練習だとできるけれど、本物のお金だとできなくなる」方が多いです。

今は1通貨といった極小単位での売買もできる証券会社はたくさんあるので、少額でいいのでリアルトレードで自分のお金を使って成績を測るのがいいと思います。
まとめ
売買ができないエントリー恐怖症は、損失を抱えて退場…といった投資にありがちな問題になることがないので、あまり目立たないトレード時のメンタルトラブルです。
ただ、克服しなければ、せっかく勉強して手法を理解したとしても、いつまで経っても利益が得られないことにつながります。これでは悲しいですよね。
ぜひエントリー恐怖症を治して、自分が「いける!」と思った場所で自信を持ってトレードできるようになりましょう(๑•̀ •́)و✧
合わせて読みたい → 負ける原因に…「ポジポジ病を克服するための方法」3つ