FXには1,000通貨、1万通貨、10万通貨など、さまざまな単位があります。

通貨単位は取引金額に関わるもので、きちんと把握をしていないと、「やろうと思っていた額よりも大きな金額で取引してしまった!」ということも起こります。
しっかりと覚えていきましょう😊
FXの「通貨単位」とは
通貨単位とは、取引を行う際の売買単位のことで、
- 1通貨(約100円)
- 10通貨(約1千円)
- 100通貨(約1万円)
- 1,000通貨(約10万円)
- 1万通貨(約100万円)
- 10万通貨(約1,000万円)
- 100万通貨(約1億円)
となっています。
なぜ「1万通貨(約100万円)」など、“約”がついているかというと、厳密な価格は「選んだ通貨ペア」と「その通貨ペアとの為替レート」により変わるからです。
たとえば、ひとえに「1万通貨」といっても、
- ドル円であれば、1ドル=100円としたら1万通貨は100万円
- ユーロ円であれば、1ユーロ=130円としたら1万通貨は130万円
- ポンド円であれば、1ポンド=150円としたら1万通貨は150万円
と、どの通貨で取引するか&その通貨とのレートにより異なるんですね。

通貨単位ごとの必要な証拠金
通貨の価値は通貨ペアやその通貨の為替レートで異なりますので、それぞれの通貨を取引する際の証拠金も「トレードに選ぶ通貨の価格」により変わってきます。
1ドル100円となっているレートで取引をする場合に、国内口座のレバレッジ25倍と海外口座のレバレッジ400倍に最低限必要な証拠金の目安は、
通貨単位 | 国内口座 | 海外口座 |
1通貨 | 4円 | 0.3円 |
10通貨 | 40円 | 3円 |
100通貨 | 400円 | 25円 |
1,000通貨 | 4,000円 | 250円 |
1万通貨 | 40,000円 | 2,500円 |
10万通貨 | 400,000円 | 25,000円 |
100万通貨 | 4,000,000円 | 250,000円 |
となります。

予想に反した動きをしたらすぐに証券会社側のロスカットに掛かりますので、余裕をもって、もっと多くの証拠金を入れるようにしましょう😊
通貨単位ごとの1pipsの価格
では、それぞれの通貨単位で1pipsを獲得したらいくらになるでしょうか。
- 1通貨=約0.01円
- 10通貨=約0.1円
- 100通貨=約1円
- 1,000通貨=約10円
- 1万通貨=約100円
- 10万通貨=約1,000円
- 100万通貨=約10,000円
といった価格になります。

円絡みの通貨(クロス円)であれば為替レートに関係なく「1万通貨は1pips=100円」とピッタリですが、ドルストレートはドル円のレートによって1pipsの価値が変動し、
- 1万通貨で取引した場合、ドル円が80円であれば「1pips=80円」
- 1万通貨で取引した場合、ドル円が120円であれば「1pips=120円」
といった具合に多少前後します。
まとめ
通貨単位は売買する際の金額に必ず関わってくる部分です。間違えると大変なことになってしまうので、ぜひしっかりと覚えていきましょう(๑و•̀ω•́)و
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