FXで売買する際の主な分析方法には、チャートから値動きを読み解く“テクニカル”と政治・経済から値動きを読み解く“ファンダメンタルズ”という2種類があります。
私たち個人投資家がメインに選択するのは“テクニカル分析”で、FX取引をする上では欠かせない知識なので、どういうものかについてご説明していきますね。
テクニカル分析とは
「テクニカル分析」は、通貨の値動きの推移をグラフ化した上記のチャートを読み解いていくことです。
投資家のあいだで有名なダウ理論という値動きを説明した定説がありますが、その中の基本法則のひとつに「平均はすべての事象を織り込む」という文言があります。

政治・経済ニュースといったファンダメンタルズ情報で上昇・下降した際にも、その動きはすべてチャート上に反映されるからテクニカルを重視するべし‼と考えられています。
このことから、ファンダメンタルズよりもチャートの値動きに重点を置いて取引をするトレーダーはとても多く、大半を占めているといっても過言ではないです。
ただ現実には、ファンダメンタルズを知っておくことも大事な戦略になりますので、ぜひ『 為替を動かす大きな要因に!“ファンダメンタルズ分析”とは』も合わせてチェックしてくださいね。
テクニカル分析の方法
テクニカル分析は、「ただなんとなく売買すればいい」という訳ではなく、
- 現在の価格
- 過去の値動き
- 投資家心理
- ローソク足の動き
- インジケーターの形状
といったことをチャートから分析し、今後の値動きを予測していくんです。
テクニカルに関しては数多くの“手法”と呼ばれる分析方法が存在しています。私も『無料手法公開コース』や『教材』にて情報を公開していますので、ぜひご覧くださいませ😊
まとめ
テクニカル分析とは、その国の政治・経済状態(ファンダメンタルズ)を考慮せずに、チャートの値動きを中心にみて相場の値動きを予測する方法です。
一般投資家は、このテクニカル分析を選択する人がほとんどと言われています。
初心者の方で、「テクニカルとファンダのどちらの分析方法を選択したらいいんだろう?」とお悩みの方はまずはテクニカルから学んでいきましょう(*^^*)
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