FXをしていると、たまに目にする「○○円で“約定した”」という言葉。
この“約定”をそのまま辞書で調べると、「約束して決めること」「取り決めを結ぶこと」となりますが、投資においては単語の使い方が少し変わります。
約定とは
投資では、「約定(やくじょう)」は取引で売買が成立したことを指すんです。
FXでは、決済は以下のように2パターンありますが、
- エントリーをして、利確をした
- エントリーをして、損切りをした
と、トレードの結果がプラスで終えた場合もマイナスで終えた場合も、どちらも「約定した」と使用することができます😊
約定価格
また売買が成立した価格は“約定価格”や“約定レート”と呼びます。
例えば、USD/UPYを「100円の時に買いエントリー」をして、「101円になった時に利確」をした場合は、この決済した値段である101円が約定価格となるんです。
まとめ
一般投資家は、“約定”とまどろっこしい言葉は使わずに、「○○円で利確」「〇〇円で損切り」と“金額+利確or損切り”で自身のトレード結果を表すことが多いです。
ただお堅い書籍やコラムなどでは、「約定」「約定価格」といった正規の表現で売買状態を表すこともありますので、ぜひ言葉の意味では頭の片隅に入れておいてくださいね。
合わせて読みたい → 利益を最大限に伸ばす!テクニカルに合わせて動かす「トレール注文」の実践的な使い方