FXには「スキャルピング・デイ・スイング」という異なった手法があり、相場には「東京時間・ロンドン時間・ニューヨーク時間」という時間帯ごとの市場があります。
実はこのふたつを合体させると、トレードの精度をUPさせることもできるんです😊
各トレードスタイルに向いた時間帯
FXは24時間取引が可能ですが、『こんなに違うの?“東京・ロンドン・ニューヨーク”各時間の特徴』でお伝えしたように、各市場にはクセがあり、異なる動きをします。
簡単に説明すると…
- 東京市場・・・値動きがゆっくりとしている
- ロンドン市場・・・ボラティリティが一気に増えて動きが激しくなる
- ニューヨーク市場・・・トレンドに追随しやすい
と特徴があります。
この各市場の時間帯による特徴とスキャルピング・デイ・スイングといったトレードスタイルをそれぞれ合わせていくことも勝率アップのための戦略になるんです😊
スキャルピングはロンドンとニューヨークが重なる時間
ただでさえ小さなpipsを狙っていくスキャルでは、値動きの小さな東京時間だと利益があまり得られないのにスプレットばかり取られてしまい、効率的なトレードができません。
薄利を狙っていく手法だからこそ、ある程度は値幅がある場所のほうが良いトレードができるので、ロンドンとNYが重なり勢いが出る21時〜24時頃が最もやりやすくなります。
画像でいうと、ロンドンとNYが重なっている時間であるピンク枠のところが格段にローソク足の勢いが出ていますね。この値幅がアップした部分を狙うのが秘訣です。
スキャルピングにオススメの時間帯は、『 21時〜24時が狙い目!“スキャルピングトレード”にオススメの時間帯』で深掘りしていますので、ぜひご覧くださいませ😊
デイトレードは東京時間の午前中
デイトレードでのチャンスが最も出現するのは、東京時間の午前中です。相場に勢いがない時間帯ですが、ゆったりと動いていくので、1時間足を基準に動きやすいんですね。
逆に相場に勢いが出るロンドン時間以降は、1時間足レベルでは押し・戻しをつけずに勢いよく動いたり、上下に振られたり、中期足では入るタイミングがつかみづらいことも。
私も1時間足をメインにしたトレードをするときは、東京時間で動きのあるドル円や豪ドル等のオセアニア通貨系で売買するのが、安心してエントリーできるので好きです。
デイトレードにオススメの時間帯は、『 何時頃が狙い目?“デイトレード”におすすめの時間帯』で深掘りしていますので、ぜひご覧くださいませ🌸
スイングトレードはロンドン時間かニューヨーク時間
その日の大きな流れが決まるのはロンドン時間以降であることが多いので、4時間足〜日足をメインにしたスイングトレードではロンドンやNYの時間帯で入るのがオススメ。
画像で一部分を見ただけでも、4時間足レベルでのトレンド発生時の反発が多いのはロンドンやNYといった時間がほとんどなのがおわかりいただけるかと思います。
東京時間の流れはロンドン時間にひっくり返されることもあるので、4時間足〜日足の長期トレードでは、欧州勢やNY勢の方向性を見てからエントリーするほうがいいです。
スイングトレードにオススメの時間帯は、『 大きな波に乗ろう!“スイングトレード”に最適な時間帯』で深掘りしていますので、ぜひご覧くださいませ🍀
まとめ
おすすめの時間帯はあくまでも「確率的に多いよ」というもので絶対ではありません😊
しかし、各市場の特徴を知っておくと損切りが防げたり大きな波に乗って利幅が取れたり…と重要な戦略になります。ぜひトレードに活かしてみてくださいね。
合わせて読みたい → エントリーと利確に使える!「トレンドライン&チャネルライン」の引き方