FXには、「窓」と呼ばれる現象があります。
本来であれば隣り合っているはずのふたつのローソク足のあいだに大きな隙間ができることで、初心者の頃に見ると、

と不安になってしまうものです😅笑 トレードをする上で、窓の意味やできる理由を知ることは大切なので、知っておきましょう♪。
窓とは
基本的にチャートはローソク足が連なって動くので連続性があるものですが、上記の画像を見るとチャートが飛んで空間ができているのがわかります。
この開いた部分が「窓」と呼ばれるものです🍃
どちらの方向に開いているかで、
上に開いた窓を「上窓」
下に開いた窓を「下窓」
と呼ばれることもあります。

窓開きが起こる理由
窓ができるのは、主に月曜日の朝で、窓開きの理由としては週末に政治経済の情報に関わるようなサプライズが起こったときが多いです💡
FXの取引時間帯は、証券会社によって多少異なりますが、土曜日の朝方〜日曜日はお休みですが、あくまでも証券会社が休日なだけで、その間にも世界の政治経済は動きます。
例えば一般の投資家である私たちがお休みしている土曜日・日曜日に、
- テロや自然災害が起こった
- 要人が重大な発言をした
- 選挙が行われて想定外の結果が出た
などといった相場に衝撃を与えるニュースがでると、為替市場が反応して、月曜日の朝に取引がはじまったと思ったら大きく窓が開いていることがあります。

また平日の為替市場が開いている間でも、ショック相場が起こったり大きな指標の結果が出たりと、一瞬で売り買いのどちらかに偏った場合に、レートが飛んで窓が開くことも。
まとめ
主に休日中に為替に影響のあるニュースが出ると、月曜日の朝に窓が開くことが多いです。窓が開いたときには、先週の動きから相場の流れが180度変わることもあります。
その見極め方や窓埋めを狙った手法については、『成功例と失敗例を紹介!“窓埋めトレード”はするべきかを考察』で、深掘り解説しているので、ぜひご覧ください😊
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