相場におけるボラティリティは「低いほうが低リスク」や「高いほうが低リスク」と意見がわかれます。投資家にとっていいのは、どちらか考察してみました。
ひとつ注意点なのですが、今回お話しすることは、あくまでも「基本5通貨等のメジャー通貨のボラティリティが低いor高い状態になっている」場合の話です。
流動性が低いため少しの売買でも値幅に影響しやすく、ボラティリティが変動するマイナー通貨の取引は当ブログでは扱わないので、考察からは除外して考えてください😊
投資家にとってボラティリティは「高い」ほうがいい
相場においてボラティリティは縮小と拡大を繰り返し、経済指標の結果や要人発言といった、なにか話題になることがあるとボラティリティが急激に高まります。
ボラティリティが低いのも高いのも、どちらも一長一短はあるんですね。
- ボラティリティが低ければ、取れる利益は小さいけれど損失も小さい
- ボラティリティが高ければ、取れる利益は大きいけれど損失も大きい
ただ投資家にとって、ボラティリティが高いほうが相場が活発に動いており、エントリー精度を上げれば損切りは小さく取れる値幅は大きくなるため、チャンス相場と言えます。
また相場は大衆心理で動くので、“ボラティリティが高い=市場参加者が多い”ほうが水平線やインジケーターに反応する人が増えるのでサイン通りに動きやすい性質も。
そのためボラティリティが、低い相場よりも、高い相場のほうが、教科書通りにきれいにチャートを描いていくことも多く、トレードも成功しやすいのです。

高すぎる場合にはショック相場の可能性があり注意!
ただ1日に400pipsも動くなど、あまりにもボラティリティが高すぎる場合には、ショック相場といった市場が危険な状態になっていることもあります。
こういう相場は、値動きも上下に激しく動きやすく、スプレットもありえないほど広くなり、損失の嵐を巻き起こしやすいので、手を出さないようにしましょう。
まとめ
ボラティリティが高まっている状態は、トレーダーにとって値幅を大きく取れるチャンス相場の到来です。うまく波に乗っていきましょう😊
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