トレードをする時に、最も嫌なのが損切りに遭うこと。含み益が発生したあとに逆指値を移動して“建値決済”できる状態にすれば、損をする可能性を無くすことができます。
建値決済のやり方とは
トレードした後に予想した通りに動いて含み益になったら、建値(エントリーしたときの価格)に逆指値を移動するのが“建値決済”と呼ばれる方法です。
これにより、予想通りに動けば「損切りに遭う」と心配する必要がないまま、精神的に余裕を持ってポジションを利確ターゲットまで保持できます。
また、一度含み益になっても、価格が戻すこともありますが、建値に逆指値を置いてあるので、たとえ戻してもマイナス決済になることはありません。
建値決済を設定さえしてしまえば、
- 利確ターゲットまで行って利益になるか
- 価格が戻しても建値で決済されてプラスマイナスゼロ円で逃げられるか
の利益orゼロ円のどちらかになるので、資金を減らさずに済みます。

トレール注文については、『 利益を最大限に伸ばす!テクニカルに合わせて動かす“トレール注文”の実践的な使い方』で深掘りしていますので、ぜひ合わせてご覧になってくださいね。
建値ピッタリではなく、少しズラそう!
建値ピッタリだと、約定の際にスリッページで少し滑り、プラスマイナスゼロ円になるはずが、若干のマイナスで終わることがたびたびあります。
それを回避するために、建値ピッタリではなく数pips離したほうが安心です。

スリッページがわからない方は、『注文した金額と違う!証券会社の見極めになる“スリッページ”』で深掘りしていますので、ぜひご覧になってくださいね😊
まとめ
せっかく含み益になったものが、放置していたらあれよあれよ…という間に逆行して損切りになることは、FXの世界では決して少なくないことです。
こうなると精神的にも資金的にもダメージが大きいので、ある程度含み益が出たら逆指値を動かして建値で決済できる状態にするのが、とくに初心者さんのうちはベスト。
建値決済はお金を減らす心配ない便利な方法なので、ぜひ使っていきましょう😊
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