テクニカル知識

見方や手法を徹底解説!「移動平均線の使い方」まとめ

FXのテクニカルにおいて、最も使用されているインジケーターといえば、移動平均線と言われるほど人気が高く相場においてとても効果を発揮するものです。

しかしどんな風に見たり使ったりすればいいのかわからない…という方も多いと思いますので、移動平均線を使用する上で知っておくべきことをまとめました😊

移動平均線とは

移動平均線は、「Moving Average(MA)」とも呼ばれており、

  • 指数平滑移動平均線(EMA)
  • 単純移動平均線(SMA)
  • 加重移動平均線(WMA)

など、いくつかの種類があります。

過去の価格から平均値を算出して1本の動くライン状になっており、例えば移動平均線の期間10を使用していたら、過去10日間の動きを表したものになるんです。

種類による違いは、どこの価格に重点を置いているか!

いっちゃん
私が使用しているのは「指数平滑移動平均線(EMA)で、直近の価格を重視し、過去の価格を軽く見た平均価格がラインになっているものです😊

一般的に人気なのは、EMAかSMAなので、どちらかを使うと良いと思います。

 icon-heart インジケーターの選び方については、『大事なのはひとつ!“FXで有利なインジケーターを選ぶ”ポイント』で解説していますので、ぜひご覧くださいませ🍀

移動平均線の環境認識方法

移動平均線を見るときにもっとも大事なのが「向き」と「角度」です。

  • 移動平均線が上向きになっていたらアップトレンド
  • 移動平均線が下向きになっていたらダウントレンド
  • 移動平均線が横ばいになっていたらレンジ

と判断することができます😊

移動平均線が上向きならアップトレンド

こうやって利用しよう!移動平均線の「環境認識」と「エントリー方法」

移動平均線が上に角度を持っている状態では、平均値が上がっているということなので、全体としての相場の流れが上向き=アップトレンドと判断できます。

移動平均線が下向きならダウントレンド

こうやって利用しよう!移動平均線の「環境認識」と「エントリー方法」

移動平均線が下に角度を持っている状態では、平均値が下がっているということなので、全体としての相場の流れが下向き=ダウントレンドになっています。

移動平均線が横向きならレンジ

こうやって利用しよう!移動平均線の「環境認識」と「エントリー方法」

移動平均線が横ばいになっていると、レンジになります。

多少、上下にウネウネと動きますが、上昇トレンドや下降トレンドでご紹介した画像に比べて移動平均線に明確な角度はありません。

移動平均線の手法

移動平均線は「トレンド系のインジケーター」に分類されますので、トレンドが発生したら順張りをする際の押し・戻りのターゲットとして利用します。

 icon-heart 押し目買い・戻り売りは『狙うのはここ!順張りの王道手法“押し目買い”“戻り売り”とは』で解説していますので、あわせてご覧くださいませ☺

アップトレンド中の押し目買い

こうやって利用しよう!移動平均線の「環境認識」と「エントリー方法」

相場がアップトレンドになると、一直線に上昇するのではなく安値を作る時(押し目)があります。その際に、移動平均線が「押し目買い」の目安として機能するんです。

相場が上昇して、移動平均線も右上に角度を持ってアップトレンドになった際に、ローソク足が落ちきても、EMAタッチしたら再度反発して上昇しているのがわかりますね。

ダウントレンド中の戻り売り

こうやって利用しよう!移動平均線の「環境認識」と「エントリー方法」

相場がダウントレンドになると、一直線に下降するのではなく高値を作る時(戻り)があります。その際に、移動平均線が「戻り売り」の目安として機能するんです。

相場が上昇して、移動平均線も右下に角度を持ってダウントレンドになった際に、ローソク足が上がっても、EMAタッチしたら再度反発して下降しているのがわかりますね。

レンジの時には静観!

手法だけはNG!勝つためには「トレンドとレンジの把握」が大事な理由

移動平均線が横ばいになっているレンジの際には反発は機能しませんので、静観して、再度上向きや下向きに動きが出るのを待ちます。

いっちゃん
移動平均線はトレンド系のインジケーターで、トレンド時にのみ使うことができます。レンジの際には手を出さないようにしましょう!

移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス

注目サイン!移動平均線の「ゴールデンクロス・デッドクロス」
移動平均線の注目サインのひとつが“ゴールデンクロス”と“デッドクロス”で、トレードをする上で、相場に新しい流れをつくるきっかけになることもある大事な指標です。

ゴールデンクロス・デッドクロスを見る際には移動平均線がふたつ以上は不可欠で、ラインの期間を見ながら「短期」や「長期」と分けてクロスを見る必要があり、

  • 短期の足が長期の足を上抜けることを「ゴールデンクロス」
  • 短期の足が長期の足を下抜けることを「デッドクロス」

と呼びます。

一般的に相場では、

  • ゴールデンクロスをしたら上昇の勢いが出る
  • デッドクロスをしたら下降の勢いが出る

とされているんです。

注目サイン!移動平均線の「ゴールデンクロス・デッドクロス」

私が利用しているインジケーターでいえば、

  • EMA10(超短期)
  • EMA20(短期)
  • EMA30(中期)
  • EMA40(長期)
  • EMA50(超長期)

が超短期〜超長期までの役割をします。

いっちゃん
使用している移動平均線で期間が短いものから順に、短期から長期へと変わるんですね。

リアルチャートで見るゴールデンクロス

注目サイン!移動平均線の「ゴールデンクロス・デッドクロス」

短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上に抜けてゴールデンクロスをすると、相場が転換して上昇の勢いが増すことがあります。

リアルチャートで見るデッドクロス

注目サイン!移動平均線の「ゴールデンクロス・デッドクロス」

短期の移動平均線が、長期の移動平均線を下に抜けてデッドクロスをすると、相場が転換して下降の勢いが増すことがあります。

いっちゃん
ゴールデンクロスやデッドクロスがきっかけとなって、トレンドが発生していることがわかりますね。相場に新しい流れを作るきっかけになっています✨

ゴールデンクロス・デッドクロスはダマシが多いので注意!

移動平均線「ゴールデンクロス・デッドクロス」で売り買いは間違い!

ゴールデンクロスやデッドクロスのサイン自体は相場を読むひとつの指標となります。

いっちゃん
ただ、「ゴールデンクロスをしたらすぐに買い!」「デッドクロスをしたらすぐに売り!」というのは危険な考えです。

FXはそう単純ではないので、クロスをしたら必ずトレンドが発生するわけではなく、相場を先読みするサインという特質ゆえにダマシも頻出します。

ゴールデンクロスやデッドクロスは、あくまでも「そっちの方向へのトレンドが出る…かも!?」と控えめに見て、トレード戦略に生かするのがベストです。

 

まとめ

移動平均線を使いこなせるようになると、テクニカル技術はグッと向上します。ぜひ過去検証をして、値動きを研究してみてくださいね。

 icon-heart 合わせて読みたい → 毎日100pips動くのは当たり前!「ボラティリティが大きい」通貨ペア

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