同じインジケーターを使用して同じ手法をしているのに、勝てる人と負ける人がいますが、どこで差が出るかというと、短期足を読めるか読めないかがひとつだと思います。
FXで勝つために最重要なのが「短期足」!
例えば、FXで最も有効な手法とされる“トレンド発生中に移動平均線にタッチしたら押しや戻しの反発を狙う”というエントリー方法を実践するとしましょう☺
この際に、移動平均線にぶつかったからとどこでもかんでも売買する人は多いです。
ただ、どんなに優れた手法であっても100%機能するわけではなく、移動平均線にタッチしても「行く時」と「行かない時」があります。

FXで勝つために最重要なのが「短期足」
短期足とは、
- 1分足
- 5分足
といった小さな時間軸のことを言います。
短期足については、『 ひとつの時間足だけじゃダメ!“上位足”“下位足”“短期足”を使いこなすのが勝つ秘訣』で深掘りしていますので、ご存知ない方はご覧くださいませ🐱
移動平均線にぶつかったからと、とにかくエントリーするのではなく、この短期足を利用して細かな値動きを見ることで、行くのか行かないのかを見極めていきます。
短期足の見方
例えば、上記のチャート図であれば、メインの足が4時間足でダウントレンド中にEMA50にぶつかっているところです。

5分足を見ると、4時間足のEMA50と重なる部分(直近の高値)で上値が押さえられており、上抜けようとするものの抜けずに上ヒゲ&長い陰性で下げられています。
このことから、「上に行くのを止められている=4時間足のダウントレンド中のEMAが機能して下降の力が強くなっている=下に行く」という流れが読めるんです。

まとめ
移動平均線にぶつかったからと、どこでも入っていると、行くこともあれば行かないこともある、というように、といつまで経っても安定した稼ぎにはなりません。
短期足を見ると、「反発しているから行く」「反発していないから行かない」という、答えに近いものがわかる状態になります。
エントリーしたり見送ったりとトレードを選別することで、勝ちが多くなり負けが少なくなり、と成績が向上していきますので、しっかりと覚えていきましょう!

短期足の反発時に出現しやすい形などは、『順張り手法』で、チャートを用いながら詳しく解説していますので、ご興味を持たれたらお手に取ってみてくださいね。
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