FXには様々な種類のインジケーターがあります。やっと使うべきインジケーターを決めたのに、さらにその中にも「期間」という選択項目があり、再度頭を悩ますことにも。
極端な話でいうと、この期間は1〜100以上と好きな数を選べるので、組み合わせは天文学的な数値になりますし、また数値次第でまったく違う動きをします。
こんなことを言うとワタワタしますが、ただ選ぶ際には簡単なコツがあるんです☺
インジケーターの選ぶべき「期間」とは
『大事なのはひとつ!“FXで有利なインジケーターを選ぶ”ポイント』でもお話したように、インジケーターを使用する際に大切なのは皆が使っているものを選択すること。
じつは期間を選ぶ際もまったく同じで、「人気のある期間」を設定することで、きちんと効果的な働きをしたり取引の回数が増えたりと、トレードに役立つものになります。
相場は大衆心理でできているので、皆が同じインジケーターや期間を表示し、同じ売買サインを見て「ここだ‼」と、同じ所でエントリーするから相場は反応するんですね。

インジケーターの期間はコレ!
では、多くの人に利用されている人気がある期間はどんな設定でしょうか。「トレンド系」「オシレーター系」の各インジケーターからそれぞれピックアップしてみました。
トレンド系では、
移動平均線・・・期間10・50・100といったキリのいい数字
ボリンジャーバンド・・・期間20
一目均衡表・・・転換線9・基準線26・先行スパン52
オシレーター系では、
MACD・・・短期EMA12・長期EMA26・シグナル9
RSI・・・期間14
ストキャスティクス・・・%K期間5、%D期間3・スローイング3
上記の期間設定がメジャーです☺
まとめ
インジケーターの期間には、


などと、ややこしい説明がつきものです。
そんな難しい理論に翻弄されて、「一番機能する期間は…」とあれこれ計算して導きだしても、だれも使っていないレアなものを設定すれば、相場は一切反応しません。
大衆心理でできているFXでは、単純に“みんなが使っているもの”を選択するのが一番ですので、ぜひ期間設定に悩んだら、スタンダードなものを選んでくださいね。
合わせて読みたい → なにが違うの?インジケーター「トレンド系」と「オシレーター系」とは