チャートという広大な海において、インジケーターは船となり指針となり、トレーダーを導いてくれます。そんな旅の相棒となる船は、きちんと波に乗れるものを選びたい!
初心者の頃には、このインジケーター選びに迷走して、まったく別の方向へと進んでしまうクセのある船を選びがちですので、今日は選ぶ際のコツを伝授しますね。
FXで有利なインジケーターを選ぶ秘訣とは
FXのインジケーターには、Bollinger Band、Moving Average、MACD、DeMaker、Force…など、著名なものから無名なものまで、挙げたらきりがないほど様々あります。
これだけ豊富だと「どれを使えばいいんだろう?」「勝率が高くなるのはどれかな?」と、悩みますが、実は選ぶ際に大事にするポイントは“たったひとつ”なんです。
インジケーターは人気があるものを使用する
インジケーターを選ぶ際に大事なのは「皆が使っているもの」を使用することです。
たまに勘違いされる方がいるのですが…
そもそもインジケーターというのは、インジケーター単体にパワーがあってローソク足を動かしたり、相場を左右したりしているわけではないんですね。
そのインジケーターを使っている人たちが各サイン(上記の画像でいえば移動平均線(MA)に反発したの)を見て、

と思い、皆がそこで買うから相場は上がるんです。
したがって、より多くの人が使用する“人気のあるインジケーター”であるほど、そのサインを見て売買する人が増えて相場を動かす原動力になるので、有利になるんですね。
インジケーターで聖杯探しはNG!
「世で知られていないインジケーターを使えば、勝率100%を出せるんじゃないか!」「皆がもう使っている物なんてたかが知れている!」と、考えたことはありませんか?
しかし、相場は大衆心理でできているので、これは間違い。“だれも使っていない=人気のないインジケーター”で、ひとりだけ「上がる!」と思っても相場は反応しません。
現実世界では「自分がない!」と言われがちですが、FXのインジケーターの選択では「みんなと一緒😀」「みんなが使っているなら私(俺)も☺」が大事なんです(*^^*)笑
人気のあるインジケーターはコレ!
では人気があるインジケーターにはどんなものがあるか、ピックアップしてみました。
トレンド系では、
ボリンジャーバンド
移動平均線
一目均衡表
オシレーター系では、
MACD
RSI
ストキャスティクス
この辺りがとても人気ですね。ある程度、FXを勉強している方ならどのインジケーターも「聞いたことがある!」と思われるではないでしょうか。
この「聞いたことある!」「知っている!」「よく本に出てくる!」といった有名なものを選ぶのがインジケーターではとても大事です(*゚▽゚)ノ
まとめ
FXは大衆心理でできているので、ひとりだけ個性を出して奇抜な船に乗り別な方向へ進んでも、利益は得られずに沈没するだけです。

インジケーターで悩んでいる方は、マニアックなものには手を出さずに王道をチョイスして、相場という波にガンガン乗りましょう🛳✨
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