トレンドが出ていると思って乗ったけれど、


とお悩みの方は多いはずです。
その原因は、トレンドの強弱が読めていないから!
トレンドだからとどこでもかんでも乗るのではなく、トレンドの勢いが分かれば、強い時に乗って、弱い時には見送って、と選定することができます。
それを判断するためのひとつの指針となるのが「陽線と陰線の数」です。
トレンドの強さは「陽線と陰線の数」でわかる
相場が一方向に傾いている時、
- アップトレンドになっている時は陽線が多くなる
- ダウントレンドになっている時は陰線が多くなる
という特徴がありますが、この原理を活かしてトレンドの強弱を見ていきます。

トレンドの勢いがある時とない時の実例
こちらは美しいアップトレンドになっているものですが、陽線の数に比べて、陰線の数が圧倒的に少なく、きれいに上昇していっていますね。
こういう相場で順張りで乗ると、ストレスなく大きな利益が狙える場面です。
反対にこちらはどうでしょうか。
アップトレンドにはなっていますが、上記の画像に比べて、陰線の数が多いのがわかるはずです。上昇はしていますが、陽線と陰線のローソク足が入り乱れています。
押し目をつけている時にも陰線の数が多いですが、上昇している合間合間にも陰線が出現しており、混じり合って攻防しながら上がっているような状態です。
いわゆるトレンドの勢いが弱いのが、こちらにあたります。
トレンド時に反対方向のローソク足が多かったら注意しよう!
このように、
- アップトレンドなら陰線が多くなる相場
- ダウントレンドなら陽線が多くなる相場
は、トレンドの勢いが弱く、反対勢力の力がある状態なので、結果的には一方向へ動いてるけれど、一直線には動かずに上下に振られやすい性質があるんです。
そのため、トレンドとはいえ思うように利益が伸ばせなかったり、上下に揺さぶられるのでエントリー後に狩られた後に動いたり…といったことが起こりやすくなります。

まとめ
「トレンドならどこでも利益になる」と思われがちですが、トレンドにも強弱があり、それにより順張りのやりやすさや成功率も変わってきます。
ぜひ陽線と陰線の混じり合いを見て、トレンドの判断に役立ててくださいね☺
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