ある程度、相場を理解すると、常にマイナスの負けている状態から、ちょいプラス・ちょいマイナス・引き分けといった“勝てもするけれど負けもする…”状態になります。
この段階でも、まだ利益にはならないので、「勝てないままのかな…」とガッカリする人は多いのですが、ここまで来たら勝てるようになるまではもう後一歩です!
勝てもするけれど負けもするようになったら「無駄なエントリーを知ろう」
勝てもするけれど負けもするプラマイゼロ状態になるということは、プラスになるトレードがしっかりとあるのに、マイナスになるトレードが足を引っ張っていること。
「自分がどういうところで失敗してしまうのか」を理解して、無駄なエントリーをそぎ落とし、トレードの精度を上げることで、利益になるトレードのみを厳選できます。
無駄なエントリーを知るには「トレードノート」が必須
無駄なエントリーを知るために大事なのが「トレードノート」をつけることです。
手間になるためやらない方が多いですが、きちんと記録をつけることで、以下のように負けるエントリーをそぎ落とすことができるという最大のメリットがあります。
自分の得意・不得意な相場を知る
いつも自分が「勝つところ」「負けるところ」は、意外と似たような場所です。
私も勝ち負けを繰り返す状況の時に、トレードノートを見返したら、いつも自分が勝つのはトレンド相場、そこで得た利益を吐き出すのがレンジ相場とわかり、順張りに特化。

トレードノートをつけて、自分がプラスになりやすい相場・マイナスになりやすい相場を知り、損失になる場面に手を出さないことで、資金が増えていきます。
もう一段トレードの精度を上げる
例えば、同じEMA10反発でも利益になる時と損切りになる時があるものです。
利益になる箇所は相場の見方が正しいということなのでそのままで大丈夫ですが、損切りになる箇所は相場の見方が間違えているということなので理解する必要があります。
トレードノートをつけて、損切りに遭った箇所が「なぜダメだったのか」をしっかりと分析することで、トレードの精度が上がり、マイナスになる売買を控える効果も。
トレードノートの記録方法は、『 どんな風に記録する?勝ち組になるための“トレードノートの書き方”』で深掘りしていますので、ぜひチェックしてくださいね。
まとめ
ずっと負け続ける状態から、勝てはするけれど負けもする状態になったとき、後はマイナスのトレードを減らすようにすれば、おのずと利益になっていきます。
長い道のりからここまで来たら、勝ちトレーダーになるまではもう少し! きちんと自分のトレードを分析して、諦めずに前に進んでいきましょう😊
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