FXの勉強をする際に大事になるのが"トレードノート"です。
自分のエントリーや利確・損切りした場所を記録するものですが、トレードの精度を上げるうえでとても大切になります。
私自身もトレードノートを記録するようになってから、環境認識や手法への理解度も深まり、流れ作業的にただ練習していた頃よりも圧倒的に早く成長していきました。

しかし、トレードノートは売買した履歴を逐一記載していくので、「面倒くさい…」と続かない人がいたり、そもそも「どんな風になにを記録したらいいのわからない」という人も多いもの。
そこで今回は、簡単にできるトレードノートの記録方法と詳細な書き方をお伝えしますね。
私が月収100万超えの勝ち組トレーダーになれたのも、このトレードノートがあったからこそだと声を大にして言えるので、ぜひ見ていってね~😊
トレードノートの記録方法

トレードノートを記録する時に、インジケーターの形状も含めて手書きでつける方がいますが、手間と労力がかかるわりには、チャートの再現性は低くくなります。

現に、私の読者さんやコンサル生の方からも、「手書きで記録していたけれど続かない」と何度もご相談を受けたこともあります。
そもそもトレードノートで大事な点は、
- 見返した時に再現性が高い
- 簡単に記録できて続けられる
こと💡
トレードノートは見返して勉強する役割もあるので、手書きで行うよりも、正確にインジケーターやローソク足の形がわかるように写真形式で残すのが一番良いですし楽チンです。
私はチャートをキャプチャに撮り、直接文章を書き込んで、「Evernote」に保存していました。
無料で利用できて、アカウントさえ作れば、PCやスマホ等どのデバイスから見ても同じ情報を閲覧できます。
ノートの種類も細かく分けられるので、自分の売買を通貨別や手法別に分けて保存もできるので、見返した際に分析もしやすく、とてもオススメな記録方法です。

日本人は「苦労をすることはいいこと」と思いがちなので、大変な思いをして手書きでトレードノートを真面目につけないといけない気持ちになりますが、そんなことはなし!
むしろ手書きのほうが見づらくて、再現性も低く、勉強になりません😢
トレードノートはキャプチャに撮って、パパっと記録するという手軽さで、見やすく続けやすいことを大事にしましょう♪
トレードノートの書き方

まずエントリー箇所をスクショしましょう。
私たちの勝敗を決めるのはエントリー時です。どういう形状の時に行くのかor行かないのかを事前にキャプチャすることで、振り返ったときに勉強になります。

キャプチャには、
- エントリーした場所
- 損切りをする場所
- 利確目標にした場所
- 各時間足の環境認識
- 各時間足のエントリー根拠
を記載します。
とくに各時間足の④環境認識、⑤エントリー根拠、を明確にして取引するだけで、目先の値動きに騙された無駄なエントリーが減ります。
あとあと見返したときに自分の勘違いにも気づきやすくなりますよ♪
利確はそのまま、損切りは徹底的に!
うまくいった時は、利確後の画像をキャプチャして一緒に保存するだけでOK。私は勝てたものは、エントリーの根拠が合っていたとして利確後は分析は行いませんでした。
ただ損切りに遭った時は徹底的に研究をします。

残念ながらこのトレードは損切りに遭ってしまいました。
では、なぜがいけなかったのかを徹底的に書き出しましょう。正解はないので、みなさまもどこがダメだったか一緒に考えてみてください😊
損切りに遭ったら徹底的に分析をする
ザッとこんな感じになります。損切りに遭った時には、本来は週足・月足も見ていきますが、今回はちょっと長くなってしまうので、画像部分の分析だけに留めますね。
自分がなぜこの場所でいけるとエントリーしたのか、しかしなにがダメでいかなかったのか、をエントリー時のチャートと共に眺めて分析していきます。
これによりNGトレードを矯正できて同じ過ちを繰り返さなくなるんです。
今回であれば、たとえば「1時間足のEMAの形状がキレイでない時は、5分足で反発の兆候が見えても見送ったほうがいい」「日足の-2σに下降余力がない時はいきづらい」などが、わかりましたね。

まとめ
ただ流れ作業的に10年分の検証をした人よりも、1年分しか検証していないけれどきちんとトレードノートをつけながら行った人では、後者のほうが成長率は圧倒的に高いです。
あと一歩進んでほんとうに勝てる投資家になるためには、自分が行ったトレードを大切にして、自分のエントリーの良い面を磨いて、悪い面は消す作業が必要不可欠です。
この一手間が成功への鍵ですので、トレードノートは絶対に記録しましょう♪
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