Forex Tester4は、過去数十年分の値動きを早送りで見られるのが良い点ですが、この早送りに慣れてしまい、いざ実際の相場に出陣すると、

と、感覚が狂ってせっかく勉強したことが活かせなくなる人もいます。
「本物のチャートで感覚が狂う」のを回避する方法
FT4ではたくさんの過去チャートを見ることに使うのがいいので、早送りをするのがベストですが、本物のチャートを見た時に値動きが遅く見える短所があるんですね。
売買タイミングが掴めなくなって変なところで入ったり、FT4では早送りで目につかなかったポジション保有後の小さな値動きにビビりチキン利食いをしたり…が起こります。
私もFT4ばかりを動かした後に本物のチャートを見たら訳がわからなくなり、感覚を慣らすのに時間がかかった経験があるので、その当時やった対処法をお伝えしますね。
デモトレードと並行しながら行う
FT4だけだと値動きが狂うと感じるようになってから、私はなるべく本物のチャートの動きにも慣れるように、FT4のチャート研究と並行してデモトレードも行いました。
FT4は1日が一瞬で過ぎるので、デモトレードでは毎朝シナリオも考えて夜に答え合わせをして「1日は大体これくらいのペースで動くんだ」と見るようにしたんです。
時間がある方は、過去検証と並行して、なるべく本物のチャートでも値動きを見たり分析したりして目を慣らせておくと、FT4の早い動きだけに翻弄されずに済みます。
エントリーの練習をする時にはゆっくり動かす
FT4の手法の研究を行っていた時はスペースキーを連打でローソク足を早送りで動かしていましたが、エントリーの練習をする時にはゆっくりと動かすようにしました。

本物のチャートと同じ早さにすると時間がかかるので、最速と最遅の真ん中のスピードで自動で動かして値動きを眺めながらやりましたが、これだけでもだいぶ目が慣れます。
手法の研究時にはたくさんのチャートを見ることが大事なので早送りで先に進めることが大事ですが、売買の練習まで行ったら遅めに動かして感覚を戻しはじめましょう。
まとめ
Forex Tester4はとても有用なものですが、早送りにかたより過ぎてしまうと、せっかく学んだことが本番の相場で出せなくなることがあり、これでは本末転倒です。
FT4で勉強するのはもちろん超重要でやらなければ勝ちトレーダーになるのは難しいと断言できるくらいですが、FT4だけでなく本物のチャートの動きに慣れることも大切!
両方を見るように心がけて「感覚が狂う…」ということがないようにしましょう。
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