心理学で理由がある!「損切り後に熱くなってトレードする原因」とは

(Volodymyr Tverdokhlib/Shutterstock.com)

「せっかく利益を得たのにポジポジ病を発動してすべて失ってしまう」「損切り後に熱くなってトレードしてしまう」。勝てない人あるあるとしてよく出る話で、きっと悩んでいる人も多くいるでしょう。

こういう問題行動を起こすと「自分はなんてダメな人間なんだ!(´;ω;`)」と、自己嫌悪や苛立ちにさいなまれますが、こんなに嫌な気分になるのに、また次もそして次も同じことを繰り返してしまう…。

何度痛い目に遭っても辞められない自分が嫌いになりそうですが…これは自分の性格に問題があるわけではなく、精神学的に人はこうしたトレードをしやすいというしっかりとした理由があるんです😊⭐

損になりたくないを引き起こす「プロスペクト理論」

それが『プロスペクト理論』といい、人間の損失を回避したがる行動を発見したものです。

実際の相場を例に出すと「利益が出ると損になったら嫌だからとすぐ利確したくなるけれど、損失が出ているともう少し待てば含み益になるかも…と保有を続けたくなる」ことを表した精神理論ですね。

上記の例は「利益がなくなるかもしれないという損を避けて、損失に関しては損そのものを避けよう」とする損失回避行動で、FX界では損大利小の原因として有名です。

なぜ人は投資で失敗しやすいのかといった問題を心理学の面から明らかにして、2002年にはノーベル経済学賞も受賞していることから、経済の専門家からも共感されていることがわかります💡

投資家
損失回避行動のどこがポジポ病や損切り後の自暴自棄につながるの?

と思いますが、プロスペクト理論の根本を探ると、「人間は利益で得られる喜びよりも、失うダメージのほうが大きい」ため、損失を回避したくなるという側面があるんですね。

すなわち、利益に対しては適当になり、損失に対しては過剰反応することにつながり、コツコツドカンだけでなく、“ポジポジ病”や“損を取り返そうという熱くなる”といったトレードにも影響するんです😢💦

具体的な事例を出してみていきましょう。

1万円もらえる喜びよりも、1万円失う苦痛のほうが大きい

人間は同じ1万円の得たり失ったりしたときに、同じ額だから嬉しさと悲しみは同等…ではなく、実は心の数値は(極端な例でいうと)利益になった時の喜びは40%で、損失になった時の悲しみは-100%なんです。

「利益を得られる喜びよりも失うダメージのほうが大きい」とはこのことですね。

そのためFXでは利益を得たときには満足感は軽少なのに、損切りになったときには苦痛は莫大になるため、どちらに転んでも、以下のようなことが起こりやすくなります。

FXで利益になった場合

相場で利益を得たときには、そこで守りに入れずに「もっと増やそう。もっとお金がほしい」と思い、さらにトレードをしてしまうんです。いわゆる何度も取引をするポジポジ病ですね。

この際には、利益を得ている安心感から気持ちも大きくなっているので、エントリーも大雑把になり、稼いだ利益を吹き飛ばします。こうなると相場で勝てはするのに、お金が溜まっていきません。

これは利益になったことで得られる嬉しさは一時的であるため、満足感が少なく、さらなる利得への欲望が沸いてトレードしてしまうんですね。

FXで損切りになった場合

反対に損を出したら今度はダメージが大きいので「取り返そう」と熱くなって、無茶なエントリーをします。そしてだいたい損切りになり、またそれを取り返そうとして資産が目減りすることに…。

これは人間の損失へのダメージは莫大なので「マイナスはいやだ…!」という苦痛や恐怖から逃れたい一心で、トレードが止められなくなってしまうんですね😢💦

ある意味で、損切り後に何度も破茶滅茶なトレードするのは、この苦しさを回避しようという人間の本能的な防衛反応なのかもしれません。(´・_・`)

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プロスペクト理論に負けない方法

このようにFX界では、買っても負けても資金を失うようなNGトレードをしやすいんですね。まさにプロスペクト理論からいって、人間の思考はFXでボロ負けするようにできているのです。(´・∀・`)

得られることよりも損失に敏感なのはいわば人間の性質なので、「コレをすれば一瞬で治るよ😉👍」というミラクルな解決方法は残念ながらありません。自分で欲望を抑え込んで克服する以外にないんですね。

ただプロスペクト理論を知ること、そして目を背けずに受け入れることが、負けない方法の第一歩になるので、覚えておいてください。

見習いトレーダー
人間は損失を回避しやすい=だから戦っていこう‼

このメンタルを持つことがなによりも大事です。(*^^*)v

そして精神の大切さを踏まえたうえで、ポジポジ病や損切り後に熱くなるトレードを抑え込むために効果的な方法をお伝えしますね。

STEP1:トレードルールを作る

まずは、自分のNG取引を振り返って、トレード時の約束事を作ることです。相場で長く生き残っているトレーダーは、必ずメンタル面でもマイルールを持っています。

たとえば、

 icon-heart 損切りを◯回したらその日のトレードはやめる

 icon-heart 損切りになったら一旦散歩に出かけて冷静になる時間を作る

 icon-heart 1日に20pips以上取れたらチャートは見ない

 icon-heart 1日にエントリーできる回数は勝っても負けても◯回まで

など、自分の弱点や資金量を見つめながら決めていきましょう。

⚠FXは自分の本能だけで、好きな時に好きなだけ取引するのは危険です。以下のSTEP2にもつながることですが、規律を作って、トレード環境を自らセーブすることで、利益が出ても損失になっても、暴走トレードを防ぐことにつながります。

STEP2:トレードルールは絶対に守る

そして最も大事なことは、「そのトレードルールを厳守する」ことです。残念ながら、プロスペクト理論に呑まれる人は、トレードルールもすぐに破る傾向があります。

ポジポジ病や損切りに遭うと熱くなり、取引への欲求が抑えきれなくなる精神は、いわば依存症と同じで、「どこかで決意して断ち切る勇気を持たないと、永遠に繰り返してついてまわる」んですね。

最初は辛いかもしれませんが、グッと耐えることでメンタルが鍛えられます。地味な作業ですが、損失回避のための負の行動を抑え込むには、トレードを自信で切り上げられる力をつくるしかありません。

頑張りましょう😊🌸

 

プロスペクト理論に振りまわされていたら、勝っても負けても、資産は減っていく一方なのがおわかりいただけましたか。FXは感情面や精神面でも自分をコントロールできなければ勝てない世界なんですね。

投資の世界は、手法よりも、自分を律する力を持った人が有利になる場。苛立ったり自暴自棄になったりすれば、その瞬間に敗者になるのは確定なので、手法だけではなくメンタルも大事にしましょう😊🍀

 icon-heart 合わせて読みたい → コツコツドカンの原因!トレーダーを誘惑する「プロスペクト理論」とは

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