『FXでお金を追い求めると“お金が逃げていく”現実的な理由』でもお話しましたが、トレードではお金に執着しすぎると、必ずといっていいほど負けにつながります。
では、どういったことがお金を追い求めることになるのか。そのひとつが「FXの稼ぎを○○に使おう」と考えてトレードをすることなので、お話していきますね。
「FXの稼ぎを“生活費のメイン”に使おう」と考える
休職中や無職で仕事をしておらず、FXの収入がないと暮らしていけない状態で、得た稼ぎを生活費にするためにトレードをするのは、失敗の元になります。
「なんとか稼がないと…」とギラギラとお金に飢えた状態では、まともなメンタルを保つこともできずに、お金を失うトレードをするだけで勝つことができません。
他の記事でも、FX以外にも仕事を持つことの大切さをよく語りますが、最低限の生活はまかなえる別収入がある中でトレードをするのは大条件です。
「FXで稼ぎを“大事な支払い”に使う」と考える
家や車のローンや子供の学費といったことを、FXの収入で支払おうとすると、これもまた「払えなくなったら困る…」との焦りから、お金を追うことにつながります。
このように「トレードで得たお金は○○の支払いに使う」と計画を持って始める方が多いのですが、FXで稼ぐお金はない物として、支払いの充てから外したほうがいいです。
なにか払う必要がある場合は、自分の本収入のみでやり繰りし、FXで得たお金は入った時にボーナス的に支払うようにして、最初から計算に入れないようにしましょう。
「FXの稼ぎを“絶対に欲しいもの”に使う」と考える
トレードで勝てた後に「このお金でなにかを買おう」と考えるのは素敵なことですが、最初から欲しい物があり「それを買うためにFXで稼ごう」とトライするのは危険です。
どんな物を買うか具体的に決まっていてイメージがあり欲しい物への気持ちが強ければ強いほど欲望が勝つので、なんとしても手に入れようと破茶滅茶なトレードをしがちに。
最悪「FXをしなければ買えたのに…」状態になります。どうしても欲しいものは、FXの稼ぎで購入しようとするのではなく、自分の貯金で買う計画を立てたほうがいいです。
まとめ
FXでは「お金を稼がないと」とプレッシャーがかかると、失敗しがちになります。
トレードで稼いだお金で「あれしたい、これしたい」という夢を持つのは頑張る気力になりますが、“利益が入る”前提で資金の使い道を決めて挑むのは危険です。
とくにその使い道が生活費や支払いといった必要なものであればなおさら焦ります。
初心者さんのうちは、FXの収入はないものとして、計算に入れずに、「入ったら臨時収入だ」くらいの気持ちでいるほうが成功しやすいものです。
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