FXをする上で、絶対に持ってはいけないマインドが“お金への執着”だと思っています。
「お金が欲しいから投資をするのに、お金にとらわれてはいけないなんて支離滅裂だ…」と感じますが、お金を追い求めるとお金が逃げていくのが、FXです。
お金を追い求めると、お金は逃げていく
FXではメンタルが勝ち負けを左右する鍵を握っています。
「お金が欲しい」「稼がないと」と執着を持っていると、ポジポジ病や損切りを外す…と、お金を得ようと必死になるあまり、ギラギラしたトレードをしがちです。
“早く金銭を得たい”の焦りからエントリーポイントまで待てずに損失、“ちょっとでも”の気持ちから無駄なエントリーを繰り返して損失…。

ただ金銭を稼ぐために投資をしているので、お金を手に入れたい気持ちをゼロにすることはできません。では、少しでもその執着をなくすためにはどうしたらいいでしょうか。
相場でお金への執着心を減らす方法
それは、“FXのお金を気にかけない心を持つ”ことです。
もしも金銭が入ったら、生活費の足しにしたり、やりたい事や欲しい物はたくさんあると思いますが、それは一度、本収入のみでやり繰りするか忘れるようにしましょう。
FX用の口座の資金は「増えても減ってもどうでもいい」と考えるんです。
私もリアルトレードを開始した時には、お金の増減に対して喜んだり心配したりしていましたが、やはりこの状態の時には精神面もブレて思うように取引できませんでした。
でも「この口座内のお金は、増えてもなにかに使うわけじゃないし、減っても生活ができないわけではないから大丈夫」と考えるようになったら、うまくいくように。

人生でも、「絶対になんとかしたい!」と気合いを入れるほど上手くいかなくて、「どうでもいいや」と気負わずにやった時ほど上手くいく、ということありますよね。
それと同じです。
まとめ
相場にお金を追い求めに行く気持ちが強いと、奪われる現実を招くことになります。
当たり前に稼げるようになったら「今月は○万円は稼ごう」と目標を掲げるのは大事ですが、そうではない前段階では無関心になり淡々と取引をできるようになるほうが大切。
いろいろな記事でFX以外の収入源を持つことの大切さをお話しますが、それも“口座内のお金が増えても減っても大丈夫”の気持ちを持つために重要だからなんですね。
FXのお金を気にかけない心を持って、相場で執着しないようにしましょう。
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