トレーダーをしていると絶対に遭遇するのが、「“入ろうか…、どうしようか…”と悩んで見送ったところが思惑通りに動いて、利益が取れなかった😢」ということ。
この際には、自分の資金が減ったわけではないですが、損した気持ちになり、その後のトレードにも影響が出るため、気持ちを立て直すことが重要です。
利益が取れなかった時の心の対処法
売買を見送った所が、自分が狙っていた通りに動いた時には「利益が取れなかった」という損を感じるので、損切りに遭ったのと同じような嫌な気持ちになるものです。

ここで悔しい気持ちを引きづると、「なんとか利益を取り返してやろう」とどうでもいいところで入って、損切りに遭い、資金を減らす原因ともなります。
こればかりは自分の心との戦いになりますが、私が同じ状況になった時にいつも考えて自分を納得させている方法をご紹介しますね。
「エントリーを見送って良かった時もある」と考える
エントリーを見送ったところは、自分の手法と合致していたけれど、値動きに「これはいかないかも…」と思うなにかがあって、ポジションを保有しなかったということ。
その時には思惑通りに動いて利益が取れなかったかもしれませんが、逆に売買をしなかったからこそ損失を防げたことも幾度となくあるものです。
私はまず「エントリーをしなくて良かった時もある。今回は利益が取れなかったけれど、過去の損切りを避けた分も考えたらトントンだ」と考えるようにしています😊
「次がある、次!」と気持ちを立て直す
FXには多数の通貨ペアがあり、平日の24時間稼働しているので、エントリーチャンスは後にも先にもその見送ったところのひとつしかないわけではありません。
とくに通貨は相関しあっているので、ひとつの通貨ペアでの波が収束したら、その後にあっさりと別の通貨ペアで絶好のタイミングがやってくる流れも多くあります。

ですので、悔しい気持ちに負けてはちゃめちゃなトレードをしそうになるよりも、「次がある、次!」と心を切り替えて、チャートを監視するようにしています。
まとめ
どこでもかんでも売買していたら資金は吹っ飛びます。悩んだ末に、エントリーしなかったところが利益になるのはトレーダーをしていたら絶対に起こり得るもの😢
「自分が“なにか違う”と思って入らなかったんだから良かったんだ。この勘が正しい時もある」と気持ちを切り替えて、次のトレードに向かうようにしましょう。
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