資金を溶かしそうになったら、「トレードができなくなる!」と即入金をしてまた取引を再開する人は多いです。しかし、その前にまずやるべきことがあります。
資金を溶かしそうになったらするべきこと
毎日800円のランチを我慢してパンを食べているのに、FXでは資金を溶かしたら、熱くなって次から次へと入金する…。投資となると、お金の粗末に扱う人が大半です。
こんな無謀なことをする理由のひとつは、FXでは「金銭を得られる可能性がある」という希望があるので、お金を失うことに対して鈍感になります。
損失額がどんどん大きくなっても、トレードで勝てばすぐに取り返せるかもしれないと思い込み、負けているのに「次こそは」と、どんどん入金して深追いしてしまう。
しかし、たいていこんな状態では得るものがなく損失だけが残ります。
資金が減っているのは「トレードに問題がある」と気付こう
最初の入金額が吹っ飛びそうになった時点で「あれ、おかしいな」と気づくことが重要。そのまま売買を続けたり、それこそ追加で入金をしたりは絶対にNGです。
FXは金銭を稼げるという夢のある場所ですが、“お金がなくなっている=負けている=トレードに問題がある”状態で「取り返せる」はまずありません。
資金を失いそうになったら、一度しっかりと相場と向き合って勉強をしなおしましょう。
資金を失いそうになったら勉強をしなおす
トレードで負ける理由は、そもそも環境認識や手法を理解していないのか、それともわかってはいるけれどつい熱くなって無謀なトレードをしてしまうのか、人それぞれです。
環境認識や手法を学習せずに取引していた方は、『これが勝ち組の道!“FXテクニカルの勉強方法”3STEPを大公開』で勉強法をお伝えしているので実践してみてください😊
相場のことはきちんとわかっているのに、理性のある取引ができなくなる方は、『メンタル知識』でFXで悩む症状を紹介しているので、自分に合致するものを探しましょう。
改善できたら、少額のロットからトライして、きちんとプラスで収支を出せるようになってから、正規のロットでトレードを再開するのです。
まとめ
資金を失いそうになったら「取り返したい」と焦るあまり実資金トレードに固執して、追加入金をしがちですが、これはお金だけを失い、なにも残らない行動になります。
長く安定してきちんと稼ぎたいのであれば、自分のトレードでは「資金が減っている」という事実を受け入れて、一度立ち止まって勉強をしなおす時間も必要です。
ぜひ自分のお金を無駄にすることがないようにしてください。
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