専業トレーダーになる時に、「なんとなく稼げるようになったから」とぼんやりとした雰囲気や、「いつか勝てるようになるだろう」と行き当たりで仕事を辞める人は多いです。
ただそういう方の大半は、思うようにいかず、結局は再就職先を探すはめになるもの。
では、専業トレーダーになるには、どれくらいの収入を得られるようになったら退職を視野に入れていいのか、経験を含めながら考察したいと思います。
専業トレーダーになる目安は「自分のこれまでの収入×2倍」
私は専業トレーダーになる収入の目安は、「自分の現収入×2倍」を当たり前に稼げるようになってからだと思っています。
これまでの収入が月給20万円であれば40万円、40万円であれば80万円ですね💡

と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、FXは100%がない不安定な世界だからこそ、トレードだけで生活していこうと思ったら、必要or必要じゃないかに関わらず、生活費の倍は稼げる技術が大事。
唐突なたとえになってしまうのですが、クラシックバレエで最も有名な『白鳥の湖』では片足で32回転するフェッテという最難の技があります。
大技をこなすことは技術もプレッシャーも相当なもの。だからこそ演者は、本番で32回転が簡単にできるよう、練習では倍の64回転を完璧に行うそうです。
FXも同じで、専業トレーダーになるからには自分が最低限は生きていける稼ぎは余裕を持って得るためにも、収入の2倍は安定して稼げる手腕が重要なんです。(*^^*)
pipsで決めるよりも「額」で決めよう!
FXをしていると、自分の成績をpipsで換算するクセがつきやすいです。
しかし「月間100pipsは当たり前に取れるようになったから専業に…」といったように、pipsでの成績をメインに考えるのはやめましょう。
それが自分の欲しい金額になるならOKですが、同じ100pipsでも1万通貨で100pipsを取るのと、100万通貨で100pipsを取るのは訳が違います。
低ロットで100pips取れても生活はなかなか難しいのでね😢 使用するロット数が変わればメンタルも変わりますし、ひいてはトレードの成績にも影響します。
専業トレーダーを目指すときは「pipsでいくら稼げるようになる」ではなく、「収入の2倍を安定して勝てるようになる」をぜひ目安にしてみてください(*^^*)
まとめ
FXをはじめた人の多くが夢見るのが、「専業トレーダー」になり悠々自適な生活を送ること。ただその道はけっして優しいものではありません。
「なんとなく」で仕事を辞めずに、きちんと余裕を持った収入を得られる技量を身につけてから、専業の道に進むようにしましょう🏃✨
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