FX用語にある“ロング”と“ショート”という言葉。
勉強し始めた頃にこの言葉を聞くと、だれしも「なにそれ? なんでそんな不思議な呼称なの?」と、思うものです(*^^*)笑
ただきちんと意味や由来を聞くと、「ふむふむ。そういうことね!」と納得できますし、この用語の起源を知るとトレードにも生きてきます☀
FXにおける「ロング」と「ショート」とは
一般的にはロング・ショートは「長い・短い」という表現で使用されます。そのため、「なにが長いの?」「どこが短いの?」と不思議に思いますが、FXでは、
ロング=買う
ショート=売る
という意味で使われています。
では、どうしてこんな名前がついたのでしょうか? 由来には諸説ありますが、その中から私が「なるほど〜」と納得した説をご紹介したいと思います😊
ロングとは
ロング(買いエントリー)をするときには、いわゆる相場が上がり基調になる場面です。
階段を登るときには一歩一歩進まなければならず時間も労力もかかるように、相場が上昇するときにも長い時間がかかるため、“ロング”と呼びます。
上記の画像を見ても、上昇していくときは小さな陽線で小刻みに1本ずつじっくりと上がっていくのがわかりますね。相場も登っていくのには手間がかかるんです。
ロングを保有するときには、ゆっくり上がりやすいことを心して、時間だけを見て

と利確するともったいないことになることも。
ショートとは
ショート(売りエントリー)をするときには、いわゆる相場が下がり基調になる場面です。
時間をかけて階段を登っても飛び降りたら一瞬で地上に着くように、相場が下落するときには短い時間で落ちていくため、“ショート”と呼びます。

同じ値幅だけ動いていますが、上昇していく陽線に比べて、落ちていく陰線が長く、下落時間のほうが圧倒的に短いことがわかりますね。
売りエントリーをするときには、一気に落ちていくことが多いので、「行くかな…。行かないかな…」と様子見していると乗り遅れることも。
ショートを狙うときには、ある程度は思いきりを持って仕掛けたほうがいいんです💡
まとめ
こうやってロングとショートの意味や由来を聞くとおもしろいですよね。
言葉の意味だけでなく、どうして呼ばれるようになったかの起源を知っておくと、上昇や下降の特徴もわかりやすくなりトレードにも活用できるはずです♪
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