朝、仕事に向かう前に朝食を食べながらチャートを見て、

とシナリオを決めて注文を入れたら、あとはPCやスマホを見なくてもすべてをこなしてくれて、仕事が終わった頃にはそのトレードがすべて完了している…。
なかなか相場を見る時間のない会社勤めの方にとっては夢のような出来事ですが、じつはそんな願望を叶えてくれる「IFO注文」という方法があるんです💡
IFO注文とは
IFO注文とは、「IFD注文」と「OCO注文」を組み合わせたものです。
簡単にご説明すると、
IFD注文…新規エントリーと利確or損切り
OCO注文…すでに持っているポジションの利確&損切り
とそれぞれ特徴があります。
これらが合体したIFO注文は、選択した新規注文のエントリーが約定(IFD注文)すると、これまた選択していた利益&損切り(OCO注文)が自動的に発注されるシステムです🌻
では、どんなものか見ていきましょう。
IFO注文の使い方
IFO注文では、
新規エントリー
利確
損切り
この3つの予約注文をすべて同時に行うことができます。
ずっとPCを見ていなくても、自分が決めた場所まできたらエントリーしてくれて、利確と損切りがその瞬間に発動されるといった優れもの。
忙しくてチャートの前に長くいられない方にとって重宝する注文方法です。
一度予約注文さえすれば、「エントリー」も「決済」も自動でこなしてくれるので、冒頭でお話したように、仕事を済ませている間にトレードが完了…もありえるんですね😊
まとめ
IFD注文もOCO注文もそれぞれ便利ではありますが、
IFDは新規エントリーは入れられますが、利益と損切りは片方しか入れられない
OCOはすでに保有しているポジションに対してしか利益と損切りを入れられない
というデメリットを持っていました。そのふたつを払拭したのが「IFO注文」です💡
IFO注文では、エントリー時の値動きが見られない難点はあります。
ただ、「ここまできたら買い(or売り)」などシナリオ想定や利確・損切りの置き場所を考える力がつくため、決して悪いものではありません。
多忙な生活でチャートを監視できる時間が少ない人には強い味方になるはずですので、ぜひ使い方を覚えて利用していってくださいね。
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