一概に「通貨ペア」と言っても、どれもこれも同じ動きをするわけではなく、それぞれ持っているボラティリティや動き方は異なり、やりやすさ・やりづらさが出てきます。
通貨ペアごとの特徴
主要通貨には、
- USD/JPY(ドル円)
- EUR/USD(ユーロドル)
- EUR/JPY(ユーロ円)
- GBP/USD(ポンドドル)
- GBP/JPY(ポンド円)
の5つがあります。
どんな通貨ペアを選ぶかも成績を左右するものになるので、特徴を見ていきましょう😊
USD/JPY(ドル円)
ドル円の特徴としては、比較的ゆっくりした動きで、良い意味で値幅もあまりなく大きな“だまし”もほとんど出現しないので、FXの初心者向けの通貨です。
他の主要通貨はロンドン時間と呼ばれる16時前後にならないと動きづらいですが、ドル円は東京時間も動くので、日本にいたら1日を通してトレードができます。
EUR/USD(ユーロドル)
為替市場でもっとも流通量が高いのが「ユーロドル」です。市場参加者が多いので、突然上下に振られて乱されることがなく、綺麗に動きやすい傾向があります。
値動き的にもドル円に次いでやりやすい通貨ペアなので、初心者の方は「ドル円」「ユーロドル」のふたつをまずは選んで勉強しておけば間違いないです。
EUR/JPY(ユーロ円)
値動きがゆるやかなドル円とユーロドルの通貨ペア同士を掛け合わせたユーロ円は、値幅がありつつも、合成通貨の中では値動きが大人しいほうといえます。
ユーロ円は「USD/JPY」と「EUR/USD」の値動きも見なくてはいけないので、中級者以上向きですが、値動きは優しいので合成通貨の手始めに選びたい通貨です。
クロス円の値動きについては、『 爆益or損切りの嵐!クロス円の“入るべき時”と“入ってはいけない時”』で深掘りしていますので、ぜひ合わせてご覧くださいませ😊
GBP/USD(ポンドドル)
ドル円とユーロドルに比べて値動きが激しいのが“ポンドドル”です。別名で殺人通貨と呼ばれることもあるほどで、上下に振り回されることも多くなっています。
ドルストレートの中では最もボラティリティが高く、よく動くので、エントリーチャンスも多いですが、荒ぶりやすくダマシも出やすいので注意が必要です。
GBP/JPY(ポンド円)
激しく動くポンドドルと激しく動くクロス通貨のふたつが組み合わさったポンド円は、大きな値幅が取れる反面で、値動きが大暴れしやすい傾向があります。
利益が取れたら莫大になりますが、しっかりとリスク管理を徹底しないと、大きな損失を被ることも。ある程度、他通貨で勝てるようになってから手を出しましょう!
まとめ
初心者の方がいきなりポンド円など上下に激しく動くものを取引すると損切りだらけになることもあるので、どの通貨ペアを選ぶかはとても大事です。
それぞれの特徴を把握して、自分の状況に応じて、どれくらいのボラティリティや値動きだったら良い成績が出せるかを考えていきましょう(๑و•̀ω•́)و
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